専業トレーダーを含むプロのFXトレーダーは、国内FXではなく海外FX会社を利用しています。
海外FXには「ハイレバレッジ」「ゼロカットシステム」など、国内FXにない特徴が多くあります。海外FX会社を利用すれば、リスクを限定した上で大きな利益を狙うことが可能です。
ただし、海外FX会社は日本の金融庁に登録せずに運営されており、金融庁から警告を受けています。安全性に不安がある海外FX会社ですが、選び方・ポイントをしっかり押さえておけば、海外FXでも安心して取引に専念できます。
本記事ではプロが使う海外FX会社おすすめ10選に加えて、専業トレーダーが海外FXを選ぶ理由や注意点を解説します。プロが使う海外FX会社に興味がある方は、本記事を参考に自分に合った会社を見つけてみましょう。
プロが使うおすすめの海外FX会社
海外FX業者 | 特徴 |
---|---|
【第1位】 XMTrading (KIWAMI極口座) | 6種類の金融ライセンスを取得済み KIWAMI極口座はプロ仕様 低スプレッド・最大1,000倍のレバレッジ |
【第2位】 FXGT (プロ口座) | 賠償責任保険に加入済み プロ口座はプロ仕様 仮想通貨のスプレッドが狭い |
【第3位】 Exness (プロ口座) | 実質無制限のレバレッジを使える ロスカット水準が0%で含み損に耐えやすい プロ口座はスリッページが発生しない |
プロが使う海外FX会社おすすめ比較表一覧【2024年最新】
数ある海外FX会社の中から、プロが使うようなスペックが高いおすすめの海外FX会社・口座タイプを比較表にまとめました。まずは以下の比較表から気になる業者をピックアップしてみましょう。
海外FX業者 | 最大レバレッジ | スプレッド | 取引手数料 | ロスカット水準 |
---|---|---|---|---|
【第1位】 XMTrading (KIWAMI極口座) | 1,000倍 | 0.6pips〜 | 無料 | 20% |
【第2位】 FXGT (プロ口座) | 1,000倍 | 0.8pips〜 | 無料 | 20% |
【第3位】 Exness (プロ口座) | 無制限 | 0.1pips〜 | 無料 | 0% |
【第4位】 ThreeTrader (Rawゼロ口座) | 500倍 | 0.0pips〜 | 往復4ドル/Lot | 20% |
【第5位】 AXIORY (ナノ・テラ口座) | 400倍 | 0.2pips〜 | 往復6ドル/Lot | 20% |
【第6位】 TitanFX (Zeroブレード口座) | 500倍 | 0.0pips〜 | 往復7ドル/Lot | 20% |
【第7位】 Tradeview (ILC口座) | 200倍 | 0.0pips〜 | 往復4ドル/Lot | 100% |
【第8位】 Axi (エリート口座) | 1,000倍 | 0.0pips〜 | 往復3.5ドル/Lot | 20% |
【第9位】 BigBoss (プロスプレッド口座) | 1,111倍 | 0.2pips〜 | 往復9ドル/Lot | 20% |
【第10位】 HFM (ゼロ口座) | 2,000倍 | 0.0pips〜 | 往復6ドル/Lot | 20% |
プロが使う海外FX会社おすすめ比較ランキング
海外FX業者 | 特徴 |
---|---|
【第1位】 XMTrading (KIWAMI極口座) | 6種類の金融ライセンスを取得済み KIWAMI極口座はプロ仕様 低スプレッド・最大1,000倍のレバレッジ |
【第2位】 FXGT (プロ口座) | 賠償責任保険に加入済み プロ口座はプロ仕様 仮想通貨のスプレッドが狭い |
【第3位】 Exness (プロ口座) | 実質無制限のレバレッジを使える ロスカット水準が0%で含み損に耐えやすい プロ口座はスリッページが発生しない |
【第4位】 ThreeTrader (Rawゼロ口座) | 海外FXで最も取引コストが安い ストップレベルがゼロ レバレッジ制限がない |
【第5位】 AXIORY (ナノ・テラ口座) | 約定力が99.9% MT4・MT5・cTraderが利用可能 信託保全採用で安全性が高い |
【第6位】 TitanFX (Zeroブレード口座) | 最低0.0pipsから取引できる ゴールドの平均スプレッドが2.1pips 証拠金残高によるレバレッジ制限がない |
【第7位】 Tradeview (ILC口座) | 20年以上の運営実績がある スプレッド・取引手数料が安い 信託保全採用で安全性が高い |
【第8位】 Axi (エリート口座) | 業界最安水準の取引コスト 2〜4週間のスワップフリーが適用 利用には累計入金額25,000ドルが必要 |
【第9位】 BigBoss (プロスプレッド口座) | 最大1,111倍のレバレッジ Equinix社のサーバー採用で約定力が高い 取引に応じてBigBossポイントが貯まる |
【第10位】 HFM (ゼロ口座) | 最大2,000倍のレバレッジ スプレッド0.0pipsから取引できる 民事賠償保険に加入済みで安心 |
本記事で紹介するプロが使うおすすめの海外FX会社ランキングは上記のとおりです。1位から順番に見ていきましょう。
第1位 XMTrading|KIWAMI極口座
海外FX業者 | XMTrading |
---|---|
口座タイプ | KIWAMI極口座 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
スプレッド | 0.6pips〜 |
取引手数料 | 無料 |
ロスカット水準 | 20% |
ゼロカットシステム | あり |
ストップレベル | ゼロ |
取引ツール | MT4・MT5 |
XMTradingは日本人に圧倒的な人気を誇る海外FX業者です。世界190ヶ国、1,000万人以上のトレーダーを抱えており、グループ全体で6種類の金融ライセンスを取得しています。
XMは豪華なボーナスキャンペーンを提供しており、「初心者向けの海外FX業者」というイメージを持っている方も多いでしょう。しかし、2022年にリリースされた「KIWAMI極口座」の取引条件はプロ仕様となっています。
スプレッドが最低0.6pipsからで取引手数料は無料、最大レバレッジ1,000倍と、これまで利用されていたゼロ口座から大幅に取引条件が改善されました。スワップフリーの口座タイプであるため、マイナススワップも発生せず、日をまたいだ取引にも向いています。
会社としての安全性や入出金のスピードは業界トップレベルです。今なら13,000円の口座開設ボーナスを使って無料体験できるので、KIWAMI極口座が自分に合っているか確かめたい方は、口座開設してみましょう。
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第2位 FXGT|プロ口座
海外FX業者 | FXGT |
---|---|
口座タイプ | プロ口座 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
スプレッド | 0.8pips〜 |
取引手数料 | 無料 |
ロスカット水準 | 20% |
ゼロカットシステム | あり |
ストップレベル | あり |
取引ツール | MT4/MT5 |
FXGTは2019年に設立された海外FX業者で、取得難易度の高いセーシェル金融庁(FSA)のライセンスを取得しています。最大100万ユーロの賠償責任保険に加入済みで、業者の安全性は高いと言えます。
FXGTのプロ口座は2022年にリリースされた口座タイプで、優れた取引環境が特徴です。豪華なボーナスキャンペーンで人気を集めていたFXGTですが、現在は中級者以上のスキャルピングトレーダーを中心にプロ口座の人気が高まっています。
特にビットコインをはじめ、仮想通貨のスプレッドが狭いのが特徴です。また、仮想通貨FXでも為替FXと同じ1,000倍のレバレッジを使えるので、仮想通貨を低スプレッド&ハイレバで取引したい方に最適です。
仮想通貨をより良い環境で取引したい方は、FXGTのプロ口座をご利用ください。
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第3位 Exness|プロ口座
海外FX業者 | Exness |
---|---|
口座タイプ | プロ口座 |
最大レバレッジ | 無制限 (※実質21億倍) |
スプレッド | 0.1pips〜 |
取引手数料 | 無料 |
ロスカット水準 | 0% |
ゼロカットシステム | あり |
ストップレベル | ゼロ |
取引ツール | MT4・MT5 |
Exnessは月間取引高3兆ドル・月間アクティブトレーダー47万人の大手海外FX業者です。世界で最も取得が難しいと言われるイギリスとキプロスの金融ライセンスを取得しており、業者としての安全性や信頼性は高いと言えます。
Exnessのプロ口座は、実質無制限のレバレッジ&低スプレッドで取引できるプロ仕様の環境が用意されています。ロスカット水準も0%で、証拠金がゼロになるギリギリまで含み損に耐えられるのも特徴です。
また、プロ口座はExnessの口座タイプの中で唯一「即時約定」という注文方式を採用しており、スリッページが発生しない正確なトレードが可能です。リクオート(約定拒否)が発生するというデメリットはありますが、大きなロットで取引するプロトレーダーにとってはメリットの方が大きいです。
スプレッドも0.1pipsからと狭く、取引手数料も無料なので、無駄なコストがかかりません。いわゆる「爆益」を狙ったハイレバトレードをするならExnessのプロ口座がおすすめです。
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第4位 ThreeTrader|Rawゼロ口座
海外FX業者 | ThreeTrader |
---|---|
口座タイプ | Rawゼロ口座 |
最大レバレッジ | 500倍 |
スプレッド | 0.0pips〜 |
取引手数料 | 1ロットあたり往復4ドル |
ロスカット水準 | 20% |
ゼロカットシステム | あり |
ストップレベル | ゼロ |
取引ツール | MT4 |
ThreeTraderは、現時点で海外FX業者の中で最も狭いスプレッドで取引できるブローカーです。国内FX業者並みのスプレッドに加えて、取引手数料も1ロットあたり4ドル(円建て口座は400円)と安くなっています。
特にスキャルピングをメインにする多くのプロトレーダーは、取引コストの安いThreeTraderのRawゼロ口座を利用しています。また、ストップレベルもゼロなので、スキャルピングトレーダーにとっては最高の取引環境です。
最大レバレッジは500倍と、他の海外FX業者と比べても決して高くないですが、証拠金残高によるレバレッジ制限がありません。そのため、証拠金が多いプロトレーダーでも常に500倍のレバレッジを使って取引できます。
ボーナスよりも取引環境を優先したいプロトレーダーの方は、ThreeTraderのRawゼロ口座がおすすめです。
第5位 AXIORY|ナノ・テラ口座
海外FX業者 | AXIORY |
---|---|
口座タイプ | ナノ・テラ口座 |
最大レバレッジ | 400倍 |
スプレッド | 0.2pips~ |
取引手数料 | 1ロットあたり往復6ドル |
ロスカット水準 | 20% |
ゼロカットシステム | あり |
ストップレベル | ゼロ |
取引ツール | MT4・MT5・cTrader |
AXIORYはスプレッドの狭さと約定力の高さが特徴の海外FX業者です。公式サイトで公表されている約定率は99.9%で、約定スピードやスリッページ率のデータが毎月公開されています。
中でもナノ・テラ口座は他の口座タイプと比べてスプレッドが狭く、プロ仕様のスペックです。スプレッドは最低0.2pips・取引手数料は1ロットあたり往復6ドルで、特に大口の取引に向いています。
ナノ口座はMT4とcTrader、テラ口座はMT5に対応しており、自身に合ったプラットフォームが選択できます。特にスキャルピングのプロは、MT4やMT5に比べて約定力の高いcTraderを利用しています。
AXIORYは海外FXで珍しく「信託保全」を採用しており、資金管理の安全性は業界トップレベルです。万が一業者が倒産しても預けた資金が全額返金されるので、まとまった金額を入金するプロでも安心して利用できるでしょう。
第6位 TitanFX|Zeroブレード口座
海外FX業者 | TitanFX |
---|---|
口座タイプ | Zeroブレード口座 |
最大レバレッジ | 500倍 |
スプレッド | 0.0pips〜 |
取引手数料 | 1ロットあたり往復7ドル |
ロスカット水準 | 20% |
ゼロカットシステム | あり |
ストップレベル | ゼロ |
取引ツール | MT4・MT5 |
TitanFXは2014年に設立された海外FX業者で、約定力の高さに定評があります。全体的に低スプレッドで取引できることから、特に中級者・上級者から人気の高いハイスペック業者です。
中でもZeroブレード口座は、最低0.0pipsの狭いスプレッド・1ロットあたり往復7ドルの手数料で取引できるプロ仕様の口座タイプです。特にゴールドの平均スプレッドが2.1pipsと海外FX業者の中でも最狭レベルになっています。
最大レバレッジは500倍と高くないですが、証拠金残高によるレバレッジ制限がありません。そのため、証拠金が多いプロトレーダーでも常に500倍のレバレッジで取引できます。
TitanFXは日本でのサービス運営歴も長いですが、これまで入出金に関する悪い噂もありません。為替だけでなくCFDなど幅広い銘柄をスキャルピングするプロの方はTitanFXのZeroブレード口座がおすすめです。
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第7位 Tradeview|ILC口座
海外FX業者 | Tradeview |
---|---|
口座タイプ | ILC口座 |
最大レバレッジ | 200倍 |
スプレッド | 0.0pips〜 |
取引手数料 | 1ロットあたり往復4ドル |
ロスカット水準 | 100% |
ゼロカットシステム | あり |
ストップレベル | ゼロ |
取引ツール | MT4・MT5・cTrader |
Tradeviewは20年以上の運営実績がある海外FX業者です。Tradeviewは海外FXで珍しく「信託保全」を採用しており、まとまった金額を入金するプロでも安心して利用できます。
中でもILC口座は最低0.0pisの低スプレッド・往復4ドルの取引手数料で取引できることからプロ仕様のスペックになっています。また、裁量取引に特化したプラットフォーム「cTrader」に対応していることも、プロから人気がある理由の一つです。
しかし、最大レバレッジは200倍・ロスカット水準が100%というデメリットがあるため、ハイレバトレードにはあまり向いていません。
レバレッジの高さよりも取引コストや業者の安全性を重視したいプロの方には、TradeviewのILC口座がおすすめです。
第8位 Axi|エリート口座
海外FX業者 | Axi |
---|---|
口座タイプ | エリート口座 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
スプレッド | 0.0pips〜 |
取引手数料 | 1ロットあたり往復3.5ドル |
ロスカット水準 | 20% |
ゼロカットシステム | あり |
ストップレベル | ゼロ |
取引ツール | MT4 |
Axiは2006年にオーストラリアで設立された海外FX業者で、15年以上の運営実績があります。日本でのサービス提供は2022年に始まったばかりですが、複数の金融ライセンスを取得しており、安心して利用できます。
最大1,000倍のレバレッジや狭いスプレッドが特徴で、特にスキャルピングトレーダーに人気です。中でもエリート口座は、業界最安水準の取引コストで取引できます。
エリート口座はポジション保有から2〜4週間スワップフリーが適用されます。そのため、マイナススワップを気にせずにスイングトレードが可能です。
ただし、Axiのエリート口座の口座開設条件は累計入金額が25,000ドル(約330万円)と利用のハードルが高くなっています。資金に余裕があるプロトレーダーは業界トップクラスのスペックを誇るAxiのエリート口座がおすすめです。
第9位 BigBoss|プロスプレッド口座
海外FX業者 | BigBoss |
---|---|
口座タイプ | プロスプレッド口座 |
最大レバレッジ | 1,111倍 |
スプレッド | 0.2pips〜 |
取引手数料 | 1ロットあたり往復9ドル |
ロスカット水準 | 20% |
ゼロカットシステム | あり |
ストップレベル | あり |
取引ツール | MT4・MT5 |
BigBossは2013年に設立された海外FX業者です。豪華なボーナスや充実した日本語サポートが特徴で、初心者向きブローカーのイメージが強いですが、プロスプレッド口座はプロ仕様のスペックです。
プロスプレッド口座は最大1,111倍のレバレッジ、最低0.2pipsの低スプレッドで取引できます。取引手数料は1ロットあたり往復9ドルとやや高めです。
Equinix社のサーバーを採用しており、高い約定力で取引できます。プロスプレッド口座ではECN方式を採用しており、99.9%の注文が1秒以内に執行されるので、スリッページの不安がありません。
FX通貨ペアに加えて、コモディティや仮想通貨の銘柄が豊富です。さらに、取引に応じてBigBossポイントが貯まるので、取引量が大きいプロトレーダーはお得です。
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公式サイト:https://www.bigboss-financial.com/
第10位 HFM|ゼロ口座
海外FX業者 | HFM |
---|---|
口座タイプ | ゼロ口座 |
最大レバレッジ | 2,000倍 |
スプレッド | 0.0pips~ |
取引手数料 | 1ロットあたり往復6ドル |
ロスカット水準 | 20% |
ゼロカットシステム | あり |
ストップレベル | あり |
取引ツール | MT4・MT5 |
HFMは2010年設立で、10年以上の運営実績がある海外FX業者です。海外FX業者の中でも高い部類の2,000倍のレバレッジを使って取引できます。
HFMでは全5種類の口座タイプが用意されていますが、中でもゼロ口座は唯一ECN方式が採用されており、プロ仕様のスペックです。スプレッド0.0pips・取引手数料は1ロットあたり往復6ドルとコストを抑えて取引できます。
FX通貨ペアと貴金属ペアがスワップフリーで取引できるため、中級者以上のトレーダーに最適な取引環境となっています。しかし、ストップレベルがゼロではないため、スキャルピングではなくデイトレードやスイングトレード向きです。
HFMは信託保全こそありませんが、自主的に民事賠償保険に加入しており、万が一の時に1人500万ユーロ(約6.5億円)まで補償されます。この保険により様々なリスクをカバーできるため、プロトレーダーでも安心して利用できるブローカーです。
プロが海外FX業者を使う理由
プロトレーダーの多くは海外FX業者を使っていますが、その主な理由は上記の4つです。1つずつ順番に見ていきましょう。
ハイレバレッジでトレードできる
プロが海外FX業者を使う理由の1つ目は、「ハイレバレッジでトレードできる」ことです。
国内FX業者は金融庁の規制により、最大レバレッジが25倍に制限されます。一方で、海外FX業者は金融庁の規制を受けないため、数百倍〜数千倍のレバレッジを使った取引が可能です。
ハイレバトレードができる海外FX業者なら、少ない元手でも資金効率を高めて大きなリターンを狙えます。レバレッジが高ければ、同じ値幅だとしてもその分だけで利益が大きくなります。
海外FXは国内FXに比べて資金効率が良いので、多くのプロトレーダーは海外FX業者を利用しています。
ゼロカットシステム採用で追証リスクがない
プロが海外FX業者を使う理由の2つ目は、「ゼロカットシステム採用で追証リスクがない」ことです。
ゼロカットシステムとは、急激な価格変動などによって証拠金がマイナスになったときに、そのマイナス残高をFX業者側がゼロにリセットしてくれるシステムです。
国内FX業者は金融庁の規制により、ゼロカットシステムを導入することができません。そのため、国内FXでは損失によって口座残高がマイナスになった場合、追証が発生し、不足分の保証金を追加で入金する必要があります。
海外FXはハイレバによってリスクが高いというイメージがあるかもしれません。しかし、入金額以上の損失が発生しないため、プロトレーダーの多くは海外FX業者を利用しています。
機能性が高いMT4・MT5を使って取引できる
プロが海外FX業者を使う理由の3つ目は、「機能性が高いMT4・MT5を使って取引できる」ことです。
MT4・MT5とは、FXの取引で利用するツールのことで、主に海外FXの取引で利用されています。MT4・MT5は国内FXが提供する取引ツールよりも、インジケーターが豊富で細かいテクニカル分析ができます。
スマホアプリにも対応しているため、外出先でも気軽に取引口座にログインして取引が可能です。
さらに、1つのMT4・MT5で複数業者の口座を使い分けることもできます。使い慣れた取引ツールを一本化できるというのも、海外FXならではの魅力です。
最大ロットやポジション数の制限が緩い
プロが海外FX業者を使う理由の4つ目は、「最大ロットやポジション数の制限が緩い」ことです。
海外FX業者の最大ロットは国内FX業者よりも圧倒的に大きく、最大1,000ロット(1億通貨)取引できるところもあります。大きなロットで取引すると、一度に得られる利益も大きくなるため、より多くの利益を狙いたいプロトレーダーにとっては魅力的な要素のひとつです。
また、海外FX業者は同時に保有できるポジション数も多いです。ポジション数の制限が緩いと、リスクを分散させたり、様々な戦略を試したりすることができます。
多くの資金を動かすプロトレーダーは、最大ロットやポジションの制限が緩い海外FX業者がおすすめです。理想のトレードスタイルがある場合は、海外FX業者で取引してみましょう。
プロが使う海外FX業者の選び方・ポイント
プロが使う海外FX業者の選び方・ポイントは上記の6つです。1つずつ順番に見ていきましょう。
安全性・信頼性の高い金融ライセンスを取得している
金融ライセンス | 取得難易度・安全性 |
---|---|
英国金融監査機構(FCA) | 最高レベル |
オーストラリア証券投資委員会(ASIC) | 高い |
キプロス証券取引委員会(CySEC) | 高い |
セーシェル金融庁(FSA) | 高い |
ニュージーランド金融市場庁(FMA) | 高い |
ケイマン諸島 金融監督官庁(CIMA) | 高い |
モーリシャス 金融サービス委員会(FSC) | 中程度 |
バヌアツ金融サービス委員会(VFSC) | 中程度 |
ベリーズ 国際金融サービス委員会(FSC) | 中程度 |
英領バージン諸島金融サービス委員会(FSC) | 低い |
セントビンセント及びグレナディーン諸島(SVG) | 低い |
プロが使う海外FX業者の選び方・ポイント1つ目は、「安全性・信頼性の高い金融ライセンスを取得している」ことです。
プロトレーダーは金融ライセンスを持っていない安全性・信頼性の低い海外FX業者は使いません。なぜなら、利益分や入金額が返ってこないリスクがあるからです。
金融ライセンスの取得には、各ライセンスが定める取得要件を満たす点や定期的な外部監査をクリアしなければいけません。また、各国の金融ライセンスにも取得難易度があり、基本的に取得難易度が高いランセンスを取得している海外FX業者は安全性・信頼性が高いです。
プロは金融ライセンスを取得しているかだけでなく、どの国の金融ライセンスを取得しているのかも確認しています。
スプレッドや取引手数料が安い
プロが使う海外FX業者の選び方・ポイント2つ目は、「スプレッドや取引手数料が安い」ことです。
スプレッドが広い海外FX業者を選ぶと取引コストが増大します。無駄なコストをかけずに取引するには、スプレッドや取引手数料が安い海外FX業者を選ぶ必要があります。
特にスキャルピングやデイトレードなど、小さい利益を積み重ねるトレードスタイルほど、スプレッドや取引手数料が損益に影響が出やすいです。
豪華なボーナスを提供しているなど初心者向きの海外FX業者ほど、スプレッドが広い傾向にあります。また、口座タイプによってもスプレッドの広さや取引手数料の有無が異なるので、事前に確認しましょう。
最大レバレッジが高い
プロが使う海外FX業者の選び方・ポイント3つ目は、「最大レバレッジが高い」ことです。
最大レバレッジが高いということは、それだけ資金効率が良いということです。特に少ない元手から大きな利益を狙うには、資金効率の高さが重要になります。
例えば、レバレッジ10倍とレバレッジ1,000倍では増えるスピードが単純に100倍違います。もちろん損失のリスクもありますが、使えるレバレッジの幅が広いのは大きなメリットです。
海外FXでは国内FXよりもハイレバでトレードできますが、業者によって最大レバレッジが異なります。少ない元手からできるだけ早く大きな利益を狙いたいなら、最大レバレッジが高い海外FX業者を選びましょう。
レバレッジ制限が緩い
- 証拠金残高によるレバレッジ制限
- 口座タイプによるレバレッジ制限
- 通貨ペア・銘柄によるレバレッジ制限
- 経済指標・経済ニュース発表時のレバレッジ制限
- 取引プラットフォームごとのレバレッジ制限
プロが使う海外FX業者の選び方・ポイント4つ目は、「レバレッジ制限が緩い」ことです。
海外FX業者の最大レバレッジは国内FX業者と比べて高いですが、常にその業者が定める最大レバレッジで取引できるとは限りません。多くの海外FX業者では、上記のようなレバレッジ制限が適用されます。
特にプロトレーダーが注意するべきなのは、証拠金残高によるレバレッジ制限です。資金に余裕があるプロトレーダーは証拠金残高が増えて、最大レバレッジの高さを活かしきれなくなるからです。
レバレッジ制限が厳しい場合は、追加口座を開設したり、別の業者を利用したりして資金を分散することをおすすめします。
ロスカット水準が低い
プロが使う海外FX業者の選び方・ポイント5つ目は、「ロスカット水準が低い」ことです。
ロスカットとは、損失額が一定額に達した時に、FX業者が強制的にポジションを決済する仕組みです。海外FX業者の平均的なロスカット水準は20%ですが、0%〜100%まで業者によって異なります。
ハイレバでポジションを保有している場合や大きな値動きをした場合は、一時的に大きな含み損を抱えてしまうこともあるでしょう。その時にロスカット水準が高い海外FX業者を選んでしまうと、一時的な含み損であっても、早めにロスカットされてしまいます。
ロスカット水準が低ければその分含み損に耐えやすいので、ロスカットのリスクを軽減させるためにも、できるだけロスカット水準が低い海外FX業者を選ぶと良いでしょう。
入金・出金のスピードが早い
プロが使う海外FX業者の選び方・ポイント6つ目は、「入金・出金のスピードが早い」ことです。
プロトレーダーは、自分の資金が安全に入金・出金できるのかを見ています。なぜなら、入金・出金のスピードが遅いとせっかくの取引チャンスを逃してしまう可能性があるからです。
安全に入金・出金できることは大前提として、スピードや反映時間も非常に大切です。
また、海外FX業者では複数の入出金方法が用意されており、それぞれで反映スピードが異なります。入出金が反映される時間を事前に確認してから利用しましょう。
プロが海外FX業者を使う際の注意点
続いて、プロが海外FX業者を使う際の注意点を4つ紹介します。
利用規約や禁止行為を確認する
- 複数のアカウントを作成
- 複数口座・複数業者をまたいだ両建て取引
- アービトラージ(裁定)取引
- 経済指標発表時のみを狙ったハイレバトレード
- 窓開けのみを狙ったハイレバトレード
プロが海外FX業者を使う際の注意点1つ目は、「利用規約や禁止行為を確認する」ことです。実際に、多くの海外FX業者で禁止されているのが上記のような取引・行為です。
全ての海外FX業者が取引にルールを定めていますが、悪意の有無に関わらず、規約違反をしてしまうと口座凍結や利益没収といったペナルティが課せられます。
特に初めて利用する業者の場合は、取引前に利用規約や禁止行為を確認するようにしましょう。
最大ロットを確認する
海外FX業者 | 最大ロット数 |
---|---|
XMTrading | 50ロット |
FXGT | 200ロット |
Exness | 200ロット |
ThreeTrader | 800ロット |
AXIORY | 1,000ロット |
TitanFX | 100ロット |
Tradeview | 75ロット |
Axi | 200ロット |
BigBoss | 50ロット |
HFM | 7ロット |
プロが海外FX業者を使う際の注意点2つ目は、「最大ロットを確認する」ことです。
最大ロット数とは、1回の注文でエントリーできるロット数の上限のことです。例えば、XMでは1回の注文で50ロット(500万通貨)、AXIORYでは1,000ロット(1億通貨)のエントリーができます。
最大ロット数が小さいと繰り返し注文する手間が発生し、約定価格にズレが生じてしまうので注意が必要です。約定価格のズレは有利に働く可能性もありますが、不利に働く可能性もあります。
特に大きな金額を動かすプロトレーダーにとっては、最大ロットが大きい方が取引しやすいでしょう。
資金移動や出金ルールを確認する
プロが海外FX業者を使う際の注意点3つ目は、「資金移動や出金ルールを確認する」ことです。
海外FX業者によって、独自の資金移動や出金ルールを設けていることがあります。
例えば、XMではポジション保有中の出金について、「出金後の証拠金維持率が150%以上でないと出金できない」という独自ルールを設けています。そもそもポジション保有中は出金や資金移動ができないという業者も多いです。
たとえ禁止行為や不正取引をしていなくても、各海外FX業者が定める独自ルールに引っかかってしまうと出金したくてもできなくなるので注意しましょう。
数千万・億単位の出金実績があるかを確認する
プロが海外FX業者を使う際の注意点4つ目は、「数千万・億単位の出金実績があるかを確認する」ことです。
扱う金額が大きいプロにとって、高額出金に対応しているかどうかは重要です。少ない金額での出金なら問題なくできたけど、金額が大きくなると出金遅延や出金拒否するような悪徳な業者が存在します。
数千万・億単位の出金もスムーズにできるということは、余裕のある運営をしているとも評価できます。すぐに倒産するような心配もないでしょう。
出金拒否などのトラブルを未然に防ぎつつ、安心して取引に専念するためにも高額出金にも対応しているような信頼性の高い海外FX業者がおすすめです。
プロが使う海外FX業者に関するよくある質問
プロが使う海外FXおすすめ業者比較ランキング まとめ
本記事では、プロが使うおすすめ海外FX会社をランキング形式で紹介してきました。
海外FXには「ハイレバレッジ」「ゼロカットシステム」など、国内FXに特徴が多くあるため、プロトレーダーの多くは海外FX会社を利用しています。安全性に不安がある海外FX会社ですが、本記事で紹介した選び方・ポイントをしっかり押さえれば、初心者の方でも安心して取引に専念できます。
プロが使うような高いスペックの海外FX会社を利用したい方は、本記事で紹介したおすすめ会社の中から気になる業者をいくつかピックアップして口座開設してみましょう。
海外FX業者 | 特徴 |
---|---|
【第1位】 XMTrading (KIWAMI極口座) | 6種類の金融ライセンスを取得済み KIWAMI極口座はプロ仕様 低スプレッド・最大1,000倍のレバレッジ |
【第2位】 FXGT (プロ口座) | 賠償責任保険に加入済み プロ口座はプロ仕様 仮想通貨のスプレッドが狭い |
【第3位】 Exness (プロ口座) | 実質無制限のレバレッジを使える ロスカット水準が0%で含み損に耐えやすい プロ口座はスリッページが発生しない |
【第4位】 ThreeTrader (Rawゼロ口座) | 海外FXで最も取引コストが安い ストップレベルがゼロ レバレッジ制限がない |
【第5位】 AXIORY (ナノ・テラ口座) | 約定力が99.9% MT4・MT5・cTraderが利用可能 信託保全採用で安全性が高い |
【第6位】 TitanFX (Zeroブレード口座) | 最低0.0pipsから取引できる ゴールドの平均スプレッドが2.1pips 証拠金残高によるレバレッジ制限がない |
【第7位】 Tradeview (ILC口座) | 20年以上の運営実績がある スプレッド・取引手数料が安い 信託保全採用で安全性が高い |
【第8位】 Axi (エリート口座) | 業界最安水準の取引コスト 2〜4週間のスワップフリーが適用 利用には累計入金額25,000ドルが必要 |
【第9位】 BigBoss (プロスプレッド口座) | 最大1,111倍のレバレッジ Equinix社のサーバー採用で約定力が高い 取引に応じてBigBos |
【第10位】 HFM (ゼロ口座) | 最大2,000倍のレバレッジ 最低0.0pipsから取引できる 民事賠償保険に加入済みで安心 |
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