スキャルピングとは、短時間の間に取引を繰り返すことで小さな利益を積み上げていくトレード手法です。スキャルピングは海外FXのハイレバレッジと相性が良く、海外FX業者を利用するトレーダーに人気の手法です。
海外FXでは、ハイレバレッジや低スプレッドなど、スキャルピング向きのスペックを備えた業者が数多く存在します。海外FXならではのハイレバレッジを活かして、短期間で大きな利益を狙うことも可能です。
しかし、中にはスキャルピング自体を禁止している業者もあったり、一部取引を制限していたり、利用規約を知っておかないと口座凍結や出金拒否などのペナルティが課せられる危険性があります。
本記事では、海外FXのスキャルピングおすすめ業者比較ランキングに加え、口座の選び方や注意点まで解説します。海外FXでスキャルピングしたいと考えている方は、本記事で紹介する業者を参考にしてください。
スキャルピングにおすすめの海外FX業者
海外FX業者 | 特徴 |
---|---|
ThreeTrader (Rawゼロ口座) | 業界最狭水準のスプレッド 取引手数料は1ロットあたり往復4ドル 最大レバレッジは500倍 |
Exness (プロ口座) | 無制限レバレッジを使える ロスカット水準0% 低スプレッド・取引手数料も無料 |
AXIORY (ナノ・テラ口座) | 約定力が高い 裁量取引に特化したcTraderが利用できる 信託保全採用の安心感がある |
海外FXのスキャルピング口座おすすめ比較一覧表【2025年最新】
海外FX業者は多くあり、最大レバレッジやスプレッド、ロスカット水準などスペックに様々な違いがあります。どの業者を選ぶかによってスキャルピングの快適さや稼ぎやすさが異なり、自身のスタイルとの相性もあるため、まずは以下の一覧表から気になる業者をピックアップしてみましょう。
海外FX業者 (口座タイプ) | スプレッド | 取引手数料 | 最大レバレッジ | ロスカット水準 |
---|---|---|---|---|
ThreeTrader (Rawゼロ口座) | 0.0pips〜 | 往復$4/Lot | 500倍 | 20% |
Exness (プロ口座) | 0.1pips〜 | なし | 無制限 (実質21億倍) | 0% |
AXIORY (ナノ・テラ口座) | 0.2pips〜 | 往復$6/Lot | 400倍 | 20% |
TitanFX (ゼロブレード口座) | 0.0pips〜 | 往復$7/Lot | 500倍 | 20% |
XMTrading (KIWAMI極口座) | 0.6pips〜 | なし | 1,000倍 | 20% |
TradeView (ILC口座) | 0.0pips〜 | 往復$4/Lot | 200倍 | 100% |
FXGT (PRO口座) | 0.6pips〜 | なし | 1,000倍 | 20% |
HFM (ゼロ口座) | 0.0pips〜 | 往復$6/Lot | 2,000倍 | 20% |
Axi (エリート口座) | 0.0pips〜 | 往復$3.5/Lot | 1,000倍 | 20% |
XS.com (プロ口座) | 0.7pips〜 | なし | 2,000倍 | 20% |
海外FXのスキャルピングおすすめ業者比較ランキング
海外FX業者(口座タイプ) ※クリックで詳細へ | 特徴 |
---|---|
ThreeTrader (Rawゼロ口座) | 業界最狭水準のスプレッド 取引手数料は1ロットあたり往復4ドル 最大レバレッジは500倍 |
Exness (プロ口座) | 無制限レバレッジを使える ロスカット水準0% 低スプレッド・取引手数料も無料 |
AXIORY (ナノ・テラ口座) | 約定力が高い 裁量取引に特化したcTraderが利用できる 信託保全採用の安心感がある |
TitanFX (ゼロブレード口座) | 約定力が高い ゴールドのスプレッドが狭い 証拠金残高によるレバレッジ制限なし |
XMTrading (KIWAMI極口座) | 最大1,000倍のレバレッジ 低スプレッド・取引手数料無料 13,000円の口座開設ボーナスあり |
TradeView (ILC口座) | 最小0.0pipsの狭いスプレッド 取引手数料も業界最安 約定に定評があるcTraderも利用可能 |
FXGT (PRO口座) | 仮想通貨FXのスキャルピングに最適 最大1,000倍のレバレッジ 取引手数料無料 |
HFM (ゼロ口座) | 最大2,000倍のレバレッジ 全体的にスプレッドが狭い 取引手数料が無料 |
Axi (エリート口座) | 最小0.0pipsの狭いスプレッド 最大1,000倍のレバレッジ 利用には300万円を超える入金が必要 |
XS.com (プロ口座) | 最大2,000倍のレバレッジ 取引手数料が無料 全銘柄のストップレベルがゼロ |
本記事で紹介するスキャルピングにおすすめの海外FX業者ランキングは上記の通りです。1位から順番に見ていきましょう。
第1位 ThreeTrader|Rawゼロ口座
海外FX業者 | ThreeTrader |
---|---|
スキャルピング | 制限なし |
スプレッド | 0.0pips〜 |
取引手数料 | 往復$4/Lot |
最大レバレッジ | 500倍 |
ロスカット水準 | 20% |
ストップレベル | ゼロ |
取引方式 | NDD方式 |
ゼロカットシステム | あり |
ThreeTraderは海外FX業者の中で最も狭いスプレッドで取引できる海外FX業者です。中でもRawゼロ口座の米ドル円・ユーロドルのスプレッドは0.07pipsと、国内FX業者並みに狭くなっています。
最大レバレッジは500倍と低めですが、1ロットあたり4ドル(円建て口座は400円)の取引手数料は海外FX業者のECN口座の中でも最安です。スプレッド・取引手数料共に業界最安水準なので、トータルコストもかなり安く済みます。
また、ThreeTraderは証拠金残高によるレバレッジ制限がないため、大口のスキャルピングでも500倍のレバレッジを使えます。さらに全ての銘柄がストップレベルゼロに設定されているなど、取引コストの安さ以外にもスキャルピング向きの取引環境が整っています。
スキャルピング用の口座選びにおいて、取引コストの安さにこだわりたい方やレバレッジ制限を受けずにハイレバでスキャルピングしたい方は、ThreeTraderのRawゼロ口座がおすすめです。
第2位 Exness|プロ口座
海外FX業者 | Exness |
---|---|
スキャルピング | 制限なし |
スプレッド | 0.1pips〜 |
取引手数料 | なし |
最大レバレッジ | 無制限(実質21億倍) |
ロスカット水準 | 0% |
ストップレベル | ゼロ |
取引方式 | NDD方式 |
ゼロカットシステム | あり |
Exnessは無制限レバレッジを使ってスキャルピングできる海外FX業者です。5種類の口座タイプがあり、全体的にスプレッドの狭さが特徴ですが、スキャルピングするならプロ口座がおすすめです。
プロ口座は取引手数料が無料で、実質コストはスプレッドのみになります。また、レバレッジ無制限で取引できるため、海外FX業者の中でも圧倒的に資金効率が良いです。
取引コストが安いだけでなく、ストップレベルが0pipsや、ロスカット水準が0%だったりとスキャルピングに最適な環境が整っています。
無制限レバレッジ&低コストで爆益を狙ったスキャルピングをしたい方は、Exnessのプロ口座がおすすめです。
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第3位 AXIORY|ナノ・テラ口座
海外FX業者 | AXIORY |
---|---|
スキャルピング | 制限なし |
スプレッド | 0.2pips〜 |
取引手数料 | 往復$6/Lot |
最大レバレッジ | 400倍 |
ロスカット水準 | 20% |
ストップレベル | ゼロ |
取引方式 | NDD方式 |
ゼロカットシステム | あり |
AXIORYは2011年にサービスを開始した海外FX業者で、長年にわたり狭いスプレッドと高い約定力で、多くのスキャルピングトレーダーに愛用されています。中でもナノ・テラ口座はスプレッドが狭く、スキャルピングに最適な口座タイプです。
AXIORYは約定力の高さに定評があります。公式サイトで公表されている約定率は99.9%で、約定スピードやスリッページ率のデータが毎月公開されています。
ナノ口座はMT4とcTrader、テラ口座はMT5に対応しており、自身に合ったプラットフォームが選択可能です。特にcTraderはMT4やMT5と比べても約定力が高く、スキャルピングに適したプラットフォームです。
また、AXIORYは海外FX業者でも珍しく「信託保全」を採用しています。万が一業者が倒産したとしても預けた資金が全額返金されるので、安全性を重視したい方にもおすすめです。
第4位 TitanFX|ゼロブレード口座
海外FX業者 | TitanFX |
---|---|
スキャルピング | 制限なし |
スプレッド | 0.0pips〜 |
取引手数料 | 往復$7/Lot |
最大レバレッジ | 500倍 |
ロスカット水準 | 20% |
ストップレベル | ゼロ |
取引方式 | NDD方式 |
ゼロカットシステム | あり |
TitanFXは2014年に設立された海外FX業者で、約定力の高さに定評があります。全体的に低スプレッドで取引できることから、特に中級者・上級者から人気の高いハイスペック業者です。
中でもゼロブレード口座は、最低0.0pipsの狭いスプレッド・1ロットあたり往復$7の手数料で取引できるスキャルピング向きの口座タイプです。最大レバレッジは500倍と高くないですが、証拠金残高によるレバレッジ制限がないため、大口でも500倍のレバレッジでスキャルピングを続けられます。
特にCFD銘柄のスキャルピング取引が人気で、特にゴールドの平均スプレッドは2.1pipsと、海外FX業者の中で最狭レベルとなっています。
大口でもハイレバでスキャルピングしたい方や、CFD銘柄でスキャルピングしたい方にはTitanFXのゼロブレード口座がおすすめです。
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第5位 XMTrading|KIWAMI極口座
海外FX業者 | XMTrading |
---|---|
スキャルピング | 制限なし |
スプレッド | 0.6pips〜 |
取引手数料 | なし |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
ストップレベル | ゼロ |
取引方式 | NDD方式 |
ゼロカットシステム | あり |
XMTradingは日本人に最も人気がある海外FX業者です。そんなXMが2020年10月にリリースした「KIWAMI極口座」はスキャルピングに最適な口座タイプです。
XMには「ゼロ口座」と呼ばれるスプレッドが狭いECN口座がありますが、他社と比べると取引コストが高くスキャルピングに向いていませんでした。しかし、新しくリリースされたKIWAMI極口座は、最大1,000倍のレバレッジ&安い取引コストでスキャルピングできます。
スプレッドは他社のECN口座よりも広いものの、取引手数料が無料なのでトータルのコストは安く済みます。
また、XMには13,000円の口座開設ボーナスがあり、ノーリスクでスキャルピングすることも可能です。安全性や信頼性は業界トップクラスの海外FX業者なので、まだXMで口座開設したことがなく、ノーリスクでスキャルピングしてみたい方はXMのKIWAMI極口座がおすすめです。
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第6位 TradeView|ILC口座
海外FX業者 | TradeView |
---|---|
スキャルピング | 制限なし |
スプレッド | 0.0pips〜 |
取引手数料 | 往復$4/Lot |
最大レバレッジ | 200倍 |
ロスカット水準 | 100% |
ストップレベル | ゼロ |
取引方式 | NDD方式 |
ゼロカットシステム | あり |
TradeViewは20年以上運営実績がある老舗海外FX業者です。中でもILC口座は最小0.0pips〜の低スプレッド・往復$4/Lotの取引手数料で取引できることから、多くのスキャルピングトレーダーに愛用されています。
また、スキャルピングに重要な約定力の高さにも定評があり、裁量取引に特化したプラットフォーム「cTrader」が利用できることも特徴です。ストップレベルもゼロなので、ストレスなくスキャルピングできます。
TradeViewは海外FX業者では珍しく「信託保全」を採用していたり、日本語サポートが完備されていたりするため、業者としての安全性や信頼性も高いです。
最大レバレッジが200倍と低い点はデメリットですが、証拠金に余裕があるスキャルピングトレーダーはTradeViewのILC口座がおすすめです。
第7位 FXGT|PRO口座
海外FX業者 | FXGT |
---|---|
スキャルピング | 制限なし |
スプレッド | 0.6pips〜 |
取引手数料 | なし |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
ストップレベル | ゼロ |
取引方式 | NDD方式 |
ゼロカットシステム | あり |
FXGTは仮想通貨FXに力を入れている海外FX業者です。FX通貨ペアに加えて、ビットコインやイーサリアムといった仮想通貨銘柄も最大レバレッジ1,000倍で取引できます。
FXGTのスタンダード+口座やミニ口座はスプレッドの広さがデメリットとなっています。しかし、PRO口座は最低0.6pipsという狭いスプレッド・手数料無料で取引できるため、スキャルピングに最適です。
なお、PRO口座ではFXGTの魅力の1つでもある口座開設ボーナスや入金ボーナスは受け取れません。また、ロスカット水準が40%と高いのでレバレッジのかけすぎには注意が必要です。
特にビットコイン関連銘柄のスプレッドは業界トップクラスに狭く設定されています。仮想通貨銘柄でスキャルピングしたい方には、FXGTのPRO口座がおすすめです。
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第8位 HFM|ゼロ口座
海外FX業者 | HFM |
---|---|
スキャルピング | 制限なし |
スプレッド | 0.0pips〜 |
取引手数料 | 往復$6/Lot |
最大レバレッジ | 2,000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
ストップレベル | 3.0pips〜 |
取引方式 | NDD方式 |
ゼロカットシステム | あり |
HFMは2010年設立で、10年以上の運営実績がある海外FX業者です。海外FX業者の中でも高い部類の2,000倍のレバレッジを使ってスキャルピングできます。
HFMは全5種類の口座タイプが用意されていますが、ゼロ口座は唯一ECN方式が採用されています。スプレッド0.0pipsからトレードできるため、スキャルピングに最も適した口座タイプです。
最低入金額がないため、少額からでも低スプレッド&ハイレバレッジの環境でスキャルピングを始められます。
ただし、ストップレベルがゼロではないため、他の海外FX業者よりもスキャルピングの自由度が低くなってしまう点には注意が必要です。ストップレベルが広い点はデメリットですが、それ以外のスペックは優秀なので、広い値幅を狙ってスキャルピングをするならHFMのゼロ口座がおすすめです。
第9位 Axi|エリート口座
海外FX業者 | Axi |
---|---|
スキャルピング | 制限なし |
スプレッド | 0.0pips〜 |
取引手数料 | 往復$3.5/Lot |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
ストップレベル | ゼロ |
取引方式 | NDD方式 |
ゼロカットシステム | あり |
Axiは2007年にオーストラリアで設立された海外FX業者です。3種類の口座タイプの中でもエリート口座は、業界最安水準のスプレッド・取引手数料を提供しており、スキャルピングに最適な環境が整っています。
一般的にスプレッドが狭い業者は最大レバレッジが低い傾向にありますが、Axiの最大レバレッジは1,000倍と高い水準です。ハイレバレッジ&低スプレッドでスキャルピングできるのはAxiの大きな魅力と言えます。
ただし、Axiのエリート口座を利用するには累計$25,000(約330万円)を入金しなければいけません。利用のハードルは高いですが、資金に余裕があるトレーダーにはAxiのエリート口座がおすすめです。
第10位 XS.com|プロ口座
海外FX業者 | XS.com |
---|---|
スキャルピング | 制限なし |
スプレッド | 0.7pips〜 |
取引手数料 | なし |
最大レバレッジ | 2,000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
ストップレベル | ゼロ |
取引方式 | NDD方式 |
ゼロカットシステム | あり |
XS.comは2010年にオーストラリアで設立された海外FX業者で、日本人向けには2023年からサービス提供を開始しました。全7種類の口座タイプが用意されており、ユーザーのニーズに合わせた使い分けができます。
中でもプロ口座は、最大2,000倍のレバレッジや狭いスプレッド、高い約定力が特徴で、特に少ない資金からスキャルピングをしたい方に人気の業者です。全銘柄のストップレベルがゼロなので、スキャルピングの決済でも制限を受けません。
スプレッドが狭いプロ口座ですが、取引手数料は無料です。そのため、スキャルピング時にかかるコストはスプレッドのみです。
XS.comは自主的にロイズ・オブ・ロンドンの民事賠償保険に加入しており、最大500万ドルまでの損失をカバーしてもらえます。安全性や信頼性が高い海外FX業者で、ハイレバのスキャルピングをしたい方には、XS.comのプロ口座がおすすめです。
海外FXのスキャルピングとは
スキャルピングとは数秒や数分単位の売買を繰り返し、小さな利益を積み重ねる手法です。1回あたりの利益は小さいですが、海外FXのハイレバと組み合わせることで大きな利益を狙うこともできます。
ここでは、海外FXスキャルピングのメリットやデメリット、おすすめ手法を紹介します。
海外FXでスキャルピングするメリット
- ハイレバレッジとの相性が良い
- 為替変動リスクを軽減できる
- ゼロカットシステムにより追証のリスクがない
- ボーナスを使ってノーリスクで取引できる
海外FXでスキャルピングするメリットは上記の4つです。
スキャルピングは取引時間が短いため、必然的に1回あたりの利益は小さくなります。しかし、数百〜数千倍のレバレッジをかければ数ない自己資金でも大きく稼げる可能性があります。
また、海外FXには「ゼロカットシステム」が採用されており、ハイレバでスキャルピングしても追証(借金)のリスクがありません。そのため、損失額を限定した上でハイレバトレードができます。
損失額が限定されているとはいえ、FXでは自己資金を失うリスクは当然あります。しかし、口座開設ボーナスや入金ボーナスを提供している業者を利用すれば、ノーリスクでスキャルピングすることも可能です。
海外FXでスキャルピングするデメリット
- 取引コストがかかる
- 相場分析が欠かせない
海外FXでスキャルピングするデメリットは上記の2つです。
スキャルピングは1回あたりの利益が小さいため、何回も取引を繰り返すことで初めて利益が大きくなります。海外FXでは取引毎にスプレッドや取引手数料などのコストがかかるため、取引回数が多くなるスキャルピングは、必然的に他のトレード手法よりもコストが大きくなります。
スキャルピングで効率的に利益を出すためには、とにかく狭いスプレッドの海外FX業者を選ぶことが大切です。
また、スキャルピングは短い時間での取引になるので、チャートを使った細かい相場分析が欠かせません。勘でトレードを続けるといずれ取り返しのつかない損失に膨らむ可能性があるので、根拠を持ってスキャルピングすることが大切です。
海外FXのスキャルピングでのおすすめ手法
- RSIを使った逆張り
- ボリンジャーバンドを使ったトレンドフォロー
- GMMAの押し目買い
- キリ番のみを狙った逆張り
海外FXのスキャルピングでおすすめの手法は上記の4つです。
スキャルピングではチャートを使った相場分析が欠かせません。MT4やMT5などのチャートを見ながら、インジケーターを使って取引を行います。
もちろん取引する通貨ペアや時間帯によって稼ぎやすい手法は異なります。トレンド相場では「順張り」、レンジ相場では「逆張り」を使い分けるのが理想です。
まずは海外FXのデモ口座を使って、自分なりに利益を出しやすいスキャルピング手法を見つけていきましょう。
スキャルピングに適した海外FX口座の選び方
続いて、スキャルピングに適した海外FX口座の選び方を7つのポイントに分けて紹介します。
スキャルピングが禁止されていない
1つ目の選び方は、「スキャルピングが禁止されていない」ことです。
ほとんどの海外FX業者ではスキャルピングが認められていますが、中には禁止・制限している海外FX業者もあります。念のため、スキャルピング行為が認められているかどうかの確認が必要です。
有名な海外FX業者で言うと、「iFOREX」はスキャルピングを禁止しています。利用規約で禁止されているにも関わらずスキャルピングしてしまうと、口座凍結などのペナルティが課せられてしまいます。
大前提として、利用を考えている海外FX業者がスキャルピングを禁止していないかは最初に確認しておきましょう。
スプレッドが狭く取引手数料が安い
2つ目の選び方は、「スプレッドが狭く取引手数料が安い」ことです。
スキャルピングは1回あたりの損益は小さいものの、何度も取引を繰り返すことで利益を積み重ねるトレード手法です。他のトレード手法よりも必然と取引回数が多くなるため、スプレッドが広い海外FX業者を利用するとその分だけで取引コストが高くなってしまいます。
また、スプレッドが狭いECN口座では、外付けの取引手数料がかかる業者が多いです。そのため、スプレッドだけでなく、取引手数料を含めたトータルコストで比較することが大切です。
スキャルピングでの利益を最大化させるためにも、各業者のスプレッドや取引手数料を比較して、できるだけコストが安い業者を選択しましょう。
最大レバレッジが高い
3つ目の選び方は、「最大レバレッジが高い」ことです。
スキャルピングは基本的に短い時間で利益をコツコツ積み重ねていく手法ですが、レバレッジをかけるとより効率的に利益を増やすことができます。国内FXのようにレバレッジ制限を受けない海外FXでは、少ない証拠金でもロット数の引き上げが可能です。
また、高いレバレッジをかければかけるほど、取引に必要な証拠金の金額も下がります。そのため、自己資金に余裕が生まれてメンタル的にもストレスのない取引ができるでしょう。
なお、スキャルピング向きの低スプレッド口座(ECN口座)は、最大レバレッジが低く設定されているケースも多いです。短期間で大きなリターンを狙うなら、できるだけレバレッジの高い海外FX業者の口座タイプを使いましょう。
約定力が高くスリッページが発生しない
4つ目の選び方は、「約定力が高くスリッページが発生しない」ことです。
約定力は注文通りに約定する力のことで、約定率や約定スピードから判断するのが一般的です。約定力が低くスリッページが頻繁に発生する業者だと、不利な位置で約定されてしまうため、利益が出しづらくなります。
特にスキャルピングのような超短期取引では、数pipsのズレが命取りになるので約定力の高さが重要です。AXIORYのように、公式サイトで約定データを公開している業者は信頼できます。
スキャルピング用の口座を選ぶ際は、高性能サーバーを利用しているか、海外FX業者の公式サイトで公開されている約定率のデータが高いかを確認すると良いでしょう。
追証なし・ゼロカットシステムを採用している
5つ目の選び方は、「追証なし・ゼロカットシステムを採用している」ことです。
ゼロカットシステムとは、急激な価格変動などによって証拠金がマイナスになった時に、そのマイナス残高をFX業者側がゼロにリセットしてくれる仕組みです。ほとんどの海外FX業者では、国内業者のような追証リスクがなく、入金額以上の損失はでません。
スキャルピングは1回あたりの損益が小さい分、基本的にハイレバで取引を行います。ゼロカットシステム採用の海外FX業者なら、低リスクでハイレバトレードにチャレンジできます。
ゼロカットシステムはほとんどの海外FX業者で採用されていますが、採用していない業者や執行ルールが複雑な業者もあるので注意が必要です。
ロスカット水準が低い
6つ目の選び方は、「ロスカット水準が低い」ことです。
ロスカットとは、損失額が一定額に達したときに、FX業者が強制的にポジションを決済する仕組みのことです。海外FX業者の平均的なロスカット水準は証拠金維持率20%ですが、0%〜50%まで業者によって様々です。
スキャルピングは短期トレードなのでロスカットされにくい特性があります。しかし、ハイレバでポジションを保有している場合や大きな値動きが見られる場合は、一時的に大きな含み損を抱えてしまうことがあるでしょう。
その時に、ロスカット水準が高い海外FX業者を選んでしまうと、一時的な含み損であっても早めにロスカットされてしまいます。ロスカット水準が低いほど損失に耐えられるので、できるだけロスカット水準が低い海外FX業者を選ぶと良いでしょう。
ストップレベルが狭い
7つの選び方は、「ストップレベルが狭い」ことです。
ストップレベルとは、指値注文や逆指値注文などの予約注文をする際に、現在の価格から最低限離さないといけない値幅(pips)のことです。例えば、1ドル=150円でストップレベルが5.0pipsだとすると、予約注文で設定できるレートは149.95円、もしくは150.05円からになります。
ストップレベルが広く設定されていると、トレードの選択の自由が失われ、意図した注文を出せなくなってしまいます。特に小さい値幅でコツコツ利益を積み重ねるスキャルピングでは、このストップレベルの狭さが損益に大きく影響します。
スキャルピング用の口座を選ぶときはストップレベルが狭い、もしくはゼロに設定されている口座を選びましょう。
海外FXでスキャルピングする際の注意点
続いて、海外FXでスキャルピングする際の注意点を6つ紹介します。
スキャルピングを禁止している業者もある
海外FXでスキャルピングする際の1つ目の注意点は、「スキャルピングを禁止している業者もある」ことです。
ほとんどの海外FX業者で認められているスキャルピングですが、中には利用規約でスキャルピングを禁止しているケースもあります。代表的な例としては「iFOREX」です。
利用規約で禁止されている行為をすると、規約違反として重いペナルティが課せられてしまいます。
本記事で紹介した海外FX業者であれば問題ないですが、特に新しい業者を利用する場合には、事前に確認しておくことが大切です。
禁止事項を確認する
海外FXでスキャルピングする際の2つ目の注意点は、「禁止事項を確認する」ことです。
スキャルピングはほとんどの海外FX業者が認めています。しかし、以下のようなスキャルピングは利用規約で禁止されていることが多いので、事前に確認しておくことが大切です。
- 複数口座・複数業者をまたいだ両建てスキャルピング
- 裁定取引(アービトラージ)
- 窓開け・窓埋めのみを狙ったスキャルピング
- 経済指標発表前後のみを狙ったスキャルピング
規約で禁止されている取引をしてしまうと、口座凍結・出金拒否(利益没収)といった重いペナルティが課せられてしまいます。各業者の禁止事項を確認の上、禁止されている取引は絶対にやらないようにしましょう。
ハイレバトレードは大損するリスクがある
海外FXでスキャルピングする際の3つ目の注意点は、「ハイレバトレードは大損するリスクがある」ことです。
海外FXのハイレバとスキャルピングは相性が良く、資金効率を高めることができます。しかし、その反面ハイレバトレードは短時間で大きな損失を被るリスクもあります。
例えば、元手の資金に対して500倍のレバレッジをかけた場合、約28pips逆行しただけで口座残高が全てなくなってしまう計算です。ロスカットを考えると余裕を持った資金管理が重要です。
海外FXにはゼロカットシステムがあるため、追証(借金)のリスクがありません。しかし、ハイレバトレードで大きく逆行するとロスカットされてしまうので、レバレッジのかけすぎには注意しましょう。
流動性の低い時間帯は取引を避ける
海外FXでスキャルピングする際の4つ目の注意点は、「流動性の低い時間帯は取引を避ける」ことです。
スキャルピングでは流動性、つまり値動きがある程度ないと利益は狙えません。また、流動性が低い時間帯はスプレッドが広がりやすいです。
特に日本時間早朝(4:00〜6:00)など流動性の低い時間帯にトレードしても、コストだけ大きくなるだけなのでおすすめしません。
スキャルピングで効率的に利益を出すなら、ロンドン時間とニューヨーク時間が重なる21:00〜24:00の間にトレードするのがおすすめです。
マイナー通貨ペアはスプレッドが広がりやすい
海外FXでスキャルピングする際の5つ目の注意点は、「マイナー通貨ペアはスプレッドが広がりやすい」ことです。
海外FXでは基本的に銘柄によってスプレッドが異なりますが、マイナー通貨ペアはメジャー通貨ペアと比べるとスプレッドが広い傾向にあります。なぜなら、マイナー通貨ペアは取引している人が少ないため、ボラティリティが小さく流動性が低いからです。
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY | 0.6pips |
EURUSD | 0.6pips |
AUDCAD | 1.6pips |
NZDJPY | 2.0pips |
上の表は、XMTradingのKIWAMI極口座のメジャー通貨ペアとマイナー通貨ペアの平均スプレッドを比較した表です。USDJPYやEURUSDといったメジャー通貨ペアは、0.6pips程度で取引できますが、マイナー通貨ペアのAUDCADやNZDJPYでは、スプレッドが広めに設定されています。
スキャルピングはスプレッドが広いと利益を出しづらいです。スキャルピング取引する場合は、マイナー通貨ペアを避けて、ボラティリティのあるメジャー通貨ペアをおすすめします。
EA(自動売買システム)でのスキャルピングもできる
海外FXでスキャルピングする際の6つ目の注意点は、「EA(自動売買システム)」でのスキャルピングもできる」ことです。
多くの海外FX業者では、EAを利用したスキャルピングも認められています。EAを利用すれば相場を見ていない時間帯でも自動で取引してくれるので利益を出すチャンスを増やせます。
ただし、EAを複数口座や複数業者をまたいで利用する場合は、規約違反の取引に該当しないようにEAの取引条件を把握しておきましょう。
海外FXのスキャルピングに関するよくある質問
海外FXのスキャルピング口座おすすめ比較 まとめ
本記事では、海外FXのスキャルピングおすすめ業者をランキング形式で紹介してきました。
海外FXではハイレバ&低スプレッドで取引できる口座が多くあり、スキャルピング取引を有利に進められる環境が整っています。ゼロカットシステム採用の海外FX業者なら、損失額を抑えながらハイレバでスキャルピングできます。
海外FXでスキャルピングをしてみたい方は、本記事で紹介したおすすめ業者の中から気になる業者をいくつかピックアップして口座開設しましょう。
海外FX業者 (口座タイプ) | 特徴 |
---|---|
ThreeTrader (Rawゼロ口座) | 業界最狭水準のスプレッド 取引手数料は1ロットあたり往復4ドル 最大レバレッジは500倍 |
Exness (プロ口座) | 無制限レバレッジを使える ロスカット水準0% 低スプレッド・取引手数料も無料 |
AXIORY (ナノ・テラ口座) | 約定力が高い 裁量取引に特化したcTraderが利用できる 信託保全採用の安心感がある |
TitanFX (ゼロブレード口座) | 約定力が高い ゴールドのスプレッドが狭い 証拠金残高によるレバレッジ制限なし |
XMTrading (KIWAMI極口座) | 最大1,000倍のレバレッジ 低スプレッド・取引手数料無料 13,000円の口座開設ボーナスあり |
TradeView (ILC口座) | 最小0.0pipsの狭いスプレッド 取引手数料も業界最安 約定に定評があるcTraderも利用可能 |
FXGT (PRO口座) | 仮想通貨FXのスキャルピングに最適 最大1,000倍のレバレッジ 取引手数料無料 |
HFM (ゼロ口座) | 最大2,000倍のレバレッジ 全体的にスプレッドが狭い 取引手数料が無料 |
Axi (エリート口座) | 最小0.0pipsの狭いスプレッド 最大1,000倍のレバレッジ 利用には300万円を超える入金が必要 |
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