IFC Marketsは2006年にキプロス共和国で設立された海外FX業者です。英国領バージン諸島に拠点を置く「IFCMARKETS CORP.」は、日本人向けにサービスを提供しています。
500種類以上の豊富な銘柄を取り揃えており、高い約定力の取引が可能です。最大レバレッジは400倍と決して高くないですが、IFC Markets独自のサービスが充実しており、初心者から上級者まで幅広く人気があります。
しかし、IFC Marketsは日本の金融庁に未登録で警告を受けていたり、一部悪い評判が見られたりで安全性や信頼性について不安を持つ方もいるでしょう。
本記事では、IFC Marketsのリアルな評判や、口コミから分かるメリット・デメリットを網羅的に解説します。本記事を読めば、IFCMarketsが安全性が高い業者だと理解でき、安心して口座開設できるでしょう。
IFC Marketsの評判一覧
IFC Marketsの悪い評判・口コミ・デメリット
まずは、IFC Marketsの悪い評判・口コミ・デメリットを6つ紹介していきます。
常時開催の口座開設ボーナスや入金ボーナスがない
IFC Marketsのデメリット1つ目は、「常時開催の口座開設ボーナスや入金ボーナスがない」ことです。
海外FXの魅力の一つに豪華なボーナスキャンペーンがあります。口座開設ボーナスを提供する業者であれば1円も入金することなく取引を始められ、100%入金ボーナスを提供する業者であれば入金額の2倍の金額から取引を始められます。
しかし、IFC Marketsは取引環境に力を入れている海外FX業者です。そのため、他社のような常時開催のボーナスキャンペーンがありません。
海外FX初心者の方やボーナスを使ってお得に取引したい方にとって、常時開催のボーナスキャンペーンがないのは、大きなデメリットと言えるでしょう。
最大レバレッジが400倍と低水準
海外FX業者 | 最大レバレッジ |
---|---|
Exness | 無制限 |
HFM | 2,000倍 |
XMTrading | 1,000倍 |
FXGT | 1,000倍 |
ThreeTrader | 500倍 |
IFC Markets | 400倍 |
AXIORY | 400倍 |
IFC Marketsのデメリット2つ目は、「最大レバレッジが400倍と低い」ことです。
上の表のとおり、他の主要海外FX業者と比べると、最大レバレッジが低めに設定されています。そのため、少ない資金からハイレバで大きな利益を狙いたい方には、IFC Marketsはやや不向きです。
しかし、最大レバレッジが25倍の国内FX業者と比べると十分ハイレバトレードができます。また、口座残高や取引量によるレバレッジ制限がない点を考えれば、大きなデメリットでもないでしょう。
スプレッドが広い
海外FX業者 (口座タイプ) | USDJPY (米ドル円) | EURUSD (ユーロドル) | GOLD (ゴールド) |
---|---|---|---|
IFC Markets (スタンダード口座) | 1.7pips | 1.6pips | 4.2pips |
Exness (スタンダード口座) | 1.1pips | 1.0pips | 2.0pips |
FXGT (スタンダード+口座) | 1.3pips | 1.1pips | 2.3pips |
AXIORY (スタンダード口座) | 1.3pips | 1.3pips | 3.6pips |
XMTrading (スタンダード口座) | 1.8pips | 1.6pips | 2.6pips |
IFC Marketsのデメリット3つ目は、「スプレッドが広い」ことです。
スタンダード口座のスプレッドは、米ドル円で1.7pips・ユーロドルで1.6pipsと、他社と比べて広めに設定されています。スプレッドは取引毎に必ずかかるコストなので、スプレッドが広いと利益を出しづらいです。
XMTradingのようにスタンダード口座のスプレッドが広めに設定されている業者もありますが、そのような業者はスプレッドが広い代わりに豪華なボーナスが用意されています。しかし、IFC Marketsには常時開催のボーナスがありません。
豪華なボーナスがないにも関わらずスプレッドが広いというのは大きなデメリットです。特にスキャルピングなど取引回数が多い手法には向いていないので注意しましょう。
スワップポイントがほとんどマイナス
通貨ペア | 買いスワップ | 売りスワップ |
---|---|---|
USDJPY | 42円 | -318円 |
EURUSD | -99円 | 7円 |
EURJPY | 49円 | -253円 |
GBPJPY | 124円 | -387円 |
AUDJPY | 83円 | -173円 |
IFC Marketsのデメリット4つ目は、「スワップポイントはほとんどマイナス」なことです。
スワップポイントとは通貨同士の金利差のことで、ポジションを保有している間は2ヶ国間での金利差によって損益が発生します。IFC Marketsでは毎日8:00(夏時間は7:00)のロールオーバー時にスワップポイントが確定します。
週末にポジションを持ち越すと、水曜日にスワップポイントが3倍付与されるので、マイナススワップの銘柄を持ち越す際は注意が必要です。特にスイングトレードなど中長期的にポジションを保有すると、為替変動によって利益が出てもスワップによる損失が上回るリスクがあります。
なお、当日中にポジションを決済すれば、マイナススワップを気にする必要がありません。
初回の最低入金額が高い
口座タイプ | MT4 | MT5 | NetTradeX |
---|---|---|---|
ビギナー口座 | – | – | 100円 |
マイクロ口座 | 100円 | 100円 | – |
スタンダード口座 | 10万円 | 10万円 | 10万円 |
PAMM口座 | 1万円 | 1万円 | – |
IFC Marketsのデメリット5つ目は、「初回の最低入金額が高い」ことです。
IFC Marketsでは、上の表のように口座タイプや取引ツールによって最低入金額が異なります。最も標準的な口座である「スタンダード口座」の最低入金額が10万円となっており、資金が少ない方には少しハードルが高めです。
ただし、独自ツールでの利用可能な「ビギナー口座」やMT4とMT5で利用できる「マイクロ口座」は最低100円から取引できます。資金に余裕がない方は、少額から始められるビギナー口座やマイクロ口座をご利用ください。
日本語サポートがあまり充実していない
問い合わせ方法 | 対応時間 |
---|---|
メールサポート | 平日24時間 |
電話 | 平日13時~21時半 |
チャット | 平日13時~21時半 |
IFC Marketsのデメリット6つ目は、「日本語サポートがあまり充実していない」ことです。
IFC Marketsでは「メール」「電話」「チャット」でのサポートに対応しており、各問い合わせ方法の対応時間は上記のとおりです。サポートの種類は豊富ですが、日本人スタッフが在籍しておらず、対応するのはカタコトの日本語を話す外国人になります。
簡単な質問であれば問題ないですが、複雑な質問やトラブル・クレーム対応などには不安があります。また、日本語の話せるスタッフの数が限られており、混雑時には対応が遅れるケースも多いので注意が必要です。
IFC Marketsの良い評判・口コミ・メリット
IFC Marketsの良い評判・口コミ・メリットは上記の14つです。それぞれ順番に見ていきましょう。
3種類の口座タイプから選べる
口座タイプ | ビギナー口座 | マイクロ口座 | スタンダード口座 |
---|---|---|---|
取引ツール | NetTradeX | MT4・MT5 | NetTradeX・MT4・MT5 |
最大レバレッジ | 400倍 | 400倍 | 200倍 |
スプレッド方式 | 固定・変動 | 固定・変動 | 固定・変動 |
最小ロット数 | 0.001Lot | 0.01Lot | 0.1Lot |
最大ロット数 | 1Lot | 1Lot | NetTradeX:無制限 MT4・MT5:1万Lot |
初回最低入金額 | 100円 | 100円 | 10万円 |
ロスカット水準 | 10% | 10% | 10% |
ゼロカットシステム | あり | あり | あり |
- 口座タイプは3種類
- 取引ツールはMT4・MT5・NetTradeXの3種類
- 各口座タイプで利用可能な取引ツールが異なる
- 同じ口座タイプでも取引ツールによって取引条件が異なる
IFC Marketsのメリット1つ目は、「3種類の口座タイプから選べる」ことです。「ビギナー口座」「マイクロ口座」「スタンダード口座」の中から選べます。
IFC Marketsは3種類の取引ツールが用意されており、ビギナー口座はNetTradeX、マイクロ口座はMT4・MT5しか利用できません。スタンダード口座のみ、どの取引ツールでも利用可能となっています。
初心者の方には400倍のレバレッジを使えて、少額から取引できる「ビギナー口座」もしくは「マイクロ口座」の利用がおすすめです。最低100円からの入金に対応しており、0.001Lot(100通貨)から取引できるため、損失リスクを最小限に抑えられます。
スタンダード口座は、どの取引ツールでも利用できるというメリットがある反面、最大レバレッジ200倍、初回最低入金額10万円と初心者にはハードルが高めです。ボーナスキャンペーンもないため、中上級者向けの口座タイプとなっています。
通貨ペア・CFD合計で500種類以上の豊富な銘柄を取り揃えている
銘柄 | 種類 |
---|---|
為替FX通貨ペア | 49種類 |
貴金属CFD | 6種類 |
コモディティ・エネルギーCFD | 20種類 |
株価指数CFD | 12種類 |
株式 | 454種類 |
ETF | 4種類 |
仮想通貨CFD | 14種類 |
IFC Marketsのメリット2つ目は、「通貨ペア・CFD合計で500種類以上の豊富な銘柄を取り揃えている」ことです。
IFC Marketsでは、為替FX通貨ペアだけでなく、貴金属や仮想通貨、株価指数などのCFD銘柄も多く取り扱っています。海外FX業者では珍しく個別株の取引も可能で、銘柄も454種類と豊富です。
損失リスクを分散させたり、トレード戦略を広げたりという意味でも、取扱銘柄が多いのはメリットです。IFC Marketsの取扱銘柄数は海外FX業者の中でも多い部類に入るため、利益を出すチャンスも広がるでしょう。
約定力が高くスリッページが発生しにくい
IFC Marketsのメリット3つ目は、「約定力が高くスリッページが発生しにくい」ことです。
約定力とは、注文通りに約定する力のことで、主に約定率や約定スピードから判断します。約定力が低いと取引チャンスを逃したり、トレーダーに不利な位置で注文が確定してしまったりする可能性があります。
特にスキャルピングなどの短期トレードでは約定力の高さが重要で、約定拒否やスリッページが命取りです。IFC Marketsは約定力に定評があり、悪質な約定拒否やスリッページが発生しません。
トレードにおける迅速性や正確性の高さは、IFC Marketsを利用するメリットの一つでしょう。
口座資金に最大7%の利息がつく
取引ロット数 | 利息率(年利) |
---|---|
10ロット以下 | 0% |
10ロット〜30ロット | 1.0% |
30ロット〜50ロット | 3.0% |
50ロット〜70ロット | 5.0% |
70ロット以上 | 7.0% |
FC Marketsのメリット4つ目は、「口座資金に最大7%の利息がつく」ことです。
口座の余剰資金に対して最大7%の利息がつくサービスで、月の取引ロット数に応じて上記のような利息がつきます。最低で1か月で10ロット以上取引をしていれば、利息を毎月受け取ることが可能です。
受け取った利息は取引の足しにすることもできれば、そのまま出金することもできます。条件さえ満たせば自動で反映されるので、余剰資金を預けてみるのも良いでしょう。
ロスカット水準が10%と低く損失に耐えやすい
海外FX業者 | ロスカット率 |
---|---|
IFC Markets | 10% |
XMTrading | 20% |
FXGT | 20% (※ECN口座は40%) |
AXIORY | 20% |
TitanFX | 20% |
IFC Marketsのメリット5つ目は、「ロスカット水準が10%と低く損失に耐えやすい」ことです。
ロスカットとは、損失額が一定額に達した場合に、FX業者が強制的にポジションを決済するシステムのことです。上記のとおり、海外FX業者のロスカット水準は平均で20%程度ですが、IFC Marketsは平均よりも狭い10%となっています。
ロスカット水準が10%のIFC Marketsでは、20%の他の海外FX業者と比べてロスカットまでの余裕ができます。
スイングトレードなど中長期でポジションを保有する場合や資金効率を資金効率を重視したい方にとっては、嬉しい特徴と言えるでしょう。
ゼロカットシステム採用で追証リスクなし
IFC Marketsのメリット6つ目は、「ゼロカットシステム採用で追証リスクがない」ことです。
ゼロカットシステムとは、急激な価格変動などで口座残高がマイナスになった時に、マイナス残高をIFC Markets側がゼロに補填してくれるシステムです。
国内FXでは金融庁の規制により、トレーダーの損失を補填することが禁止されています。そのため、残高がマイナスになると「追証」と呼ばれる借金が発生してしまいます。
その点、IFC Marketsをはじめ海外FXにはゼロカットシステムがあるため、たとえ400倍のレバレッジを使ったハイレバトレードでも借金のリスクがありません。入金額以上の損失が発生しないというメリットを活かして、安心してハイレバトレードができるでしょう。
PAMMによる自動売買ができる
- 最低1万円から始められる
- FXトレードの専門知識・経験が不要
- 資金を預けるだけで経験豊富なトレーダーが代わりに取引してくれる
- 複数トレーダーへの分散投資もできる
IFC Marketsのメリット7つ目は、「PAMMによる自動売買ができる」ことです。
PAMM(Percentage Allocation Money Management)とは、経験豊富なトレーダーが代わりに取引を行うトレーディングツールです。利益が出ると手数料はかかりますが、トレード未経験者の方や時間がない方でも利益を出しやすい傾向にあります。
同じ自動売買でもFXのEAは、プログラムが取引を行うため、相場の急変動などに対応できないといったデメリットがあります。その点、PAMMならトレーダーが相場を分析しながら取引を行うため、相場の急変動などにも対応しやすいです。
海外FXの中でもPAMMを利用できる業者は多くないので、興味がある方はIFC MarketsのPAMM口座を利用してみるのが良いでしょう。
取引プラットフォームはMT4・MT5に加えて独自ツールあり
項目 | MT4 | MT5 | NetTradeX |
---|---|---|---|
リリース | 2005年 | 2010年 | 2022年 |
動作速度 | やや早い | 早い | かなり早い |
時間足の種類 | 9種類 | 21種類 | 9種類 |
標準インジケーター | 30種類 | 38種類 | 27種類 |
カスタムインジケーター | 多い | やや少ない | なし |
EA(自動売買)の種類 | 多い | やや少ない | なし |
IFC Marketsのメリット8つ目は、「MT4・MT5に加えて独自ツールが使える」ことです。
MT4・MT5とはFXの取引で利用できるプラットフォームのことで、主に海外FXの取引ツールとして使われています。MT5は利用できる業者が限られますが、IFC MarketsではMT4・MT5の両方が利用できます。
また、取引ツールとして世界的に人気があるMT4・MT5の他に、独自ツールの「NetTradeX」も利用可能です。NetTradeXはIFC Marketsの特徴でもある「合併商品」の作成ができることに加え、インジケーターや描画ツールも豊富に揃っています。
使いやすさは好みは人によって異なりますが、3種類もあれば自分に合ったプラットフォームが見つかるでしょう。
独自の通貨ペア「合併商品」を作れる
IFC Marketsのメリット9つ目は、「独自の通貨ペアである合併商品を作れる」ことです。
IFC Marketsでは、好みの通貨を組み合わせて独自の通貨ペアを作成して取引できます。通常、取引銘柄は業者が提供してるものしか利用できませんが、合併商品はトレーダー自身が好きな銘柄同士を組み合わせて、新しい金融商品を作成することができるのです。
この仕組みはIFC Markets独自のサービスであり、他の海外FX業者にはありません。IFC Marketsの公式サイト情報によると、合併商品では約3万の通貨ペアを作成できるとのことです。
- アマゾン/ネットフリックス
- アップル/ビットコイン
- 日経平均株価/シルバー
自分が知っている銘柄同士を合併通貨ペアとして作成すれば、価格変動の予測がしやすくなり、利益も出しやすくなるでしょう。
スキャルピングや自動売買の利用に縛りがない
IFC Marketsのメリット10つ目は、「スキャルピングや自動売買の利用に縛りがない」ことです。
海外FXでは、サーバーに過度な負荷をかけるようなスキャルピングや自動売買など、業者によって不利になるような取引が制限・禁止されるのが一般的です。
しかし、IFC Marketsではスキャルピングが全面的に認められており、短期的な取引を何度繰り返しても、出金拒否や口座凍結されたりする心配がありません。ロット数の制限もなく、スキャルピングの自由度が高いのは大きなメリットです。
また、自動売買の利用に関しても一切の制限がありません。そのため、システムトレードをメインに行いたい方にもおすすめです。
初心者向けにFX勉強本が用意されている
- FX 初心者勉強
- CFDチュートリアル
- テクニカル分析の説明
- ポートフォリオ取引についての書籍
- ダウ理論の基本
IFC Marketsのメリット11つ目は、「初心者向けにFX勉強本が用意されている」ことです。
FXの基礎から相場分析の方法までの勉強本が、PDF形式で無料ダウンロードできるようになっています。それぞれのレベルに合わせてFXに関する知識を体系的に学べます。
どの書籍も内容が充実しており、質も高いので初心者の方はひと通り目を通しておくと良いでしょう。
各口座タイプ1つずつ追加口座を開設できる
- 異なる口座タイプを試せる
- 異なる最大レバレッジを使い分けてリスクをコントロールできる
- 資金のリスクヘッジにつながる
- 異なる取引ツールを使い分けられる
- 日本円以外の通貨も稼げる
IFC Marketsのメリット12つ目は、「各口座タイプ1つずつ追加口座を開設できる」ことです。
IFC Marketsには3種類の口座タイプがあり、各口座タイプで特徴やスペック、利用できる取引ツールが異なります。各口座タイプ1つずつ追加口座を開設できるため、各口座タイプの強みを活かした使い分けが可能です。
また、複数口座を開設して各口座に資金を分散させれば、リスクヘッジにもなります。IFC Marketsはゼロカットシステムを採用しているため、口座に預けた金額以上の損失が出ません。
各口座タイプの強みを活かして口座を使い分けたい方や資金をリスクヘッジのために分散させたい方にとっては、複数口座を開設できるIFC Marketsは魅力的なブローカーでしょう。
デモ口座を利用できる
IFC Marketsのメリット13つ目は、「デモ口座を利用できる」ことです。
デモ口座とは、バーチャルマネーを使ってFX取引の体験・練習ができる口座です。チャートはリアル相場と連動しており、実際のレートを使ってノーリスクで練習できます。
IFC Marketsは全ての口座タイプでデモ口座を利用できるため、口座タイプの使用感を確かめるのにも役立ちます。
海外FXは損をするリスクがあるので、いきなり自己資金を使って取引するのが不安な方も多いでしょう。まずはノーリスクで取引できるデモ口座から試してみましょう。
法人口座を開設できる
- 個人口座よりも最大税率を抑えられる
- 損失額の繰越ができる
- 他の事業との損益通算ができる
- 計上できる経費の幅が広がる
IFC Marketsのメリット14つ目は、「法人口座を開設できる」ことです。
IFC Marketsでは個人名義の口座のみならず、法人名義の口座開設も可能です。口座開設フォームで「法人」を選択すれば、特別な審査などもなく簡単に法人口座の開設ができます。
海外FXの個人口座では「最大税率が高い」といったデメリットがありますが、法人口座を開設すれば、個人口座と比べて最大税率を低く抑えられます。その他にも、「損失額の繰越ができる」「計上できる経費の幅が広がる」など、税金面でのメリットが多いです。
また、法人口座を開設する上での必要書類は「登記簿謄本」「法人の印鑑証明書」「代表者の本人確認書類」の3点だけです。税務上の書類などの提出が不要なので、他社の法人口座よりも作りやすくなっています。
IFC Marketsとは?安全性・信頼性を10つの特徴から独自評価
「IFC Marketsは海外のFX業者だけど危険じゃないの?」「IFC Marketsにお金を預けても本当に大丈夫?」など、IFC Marketsの安全性や信頼性に疑問を持つ方もいるでしょう。
ここでは、IFC Marketsの安全性や信頼性について、上記10つの特徴から解説していきます。
IFC Marketsの会社概要
項目 | 概要 |
---|---|
運営会社 | IFCMARKETS CORP. |
設立 | 2006年 |
所在地 | Quijano Chambers, P.O. Box 3159, RoadTown, Tortola, British Virgin Island |
日本語サポート | あり |
公式サイト | https://www.ifcmarkets.com/ja |
IFC Marketsは2006年に設立された老舗の海外FX業者です。
本社はキプロスにあり、安全性や信頼性の高いキプロス証券取引委員会によって規制・監督を受けています。日本人向けにサービスを提供するのは、「IFCMARKETS CORP.」という会社で、英国領バージン諸島に拠点を置いています。
日本語サポートに対応していますが、日本人スタッフが在籍していないため、日本語サポートの評判は決して良くありません。カタコトの日本語での対応になるため、海外FX初心者にとっては不便に感じる方も多いでしょう。
海外FX口コミサイトFPAの評価は2.221点|レビュー数も少ない
海外FX業者の評判をチェックする時に参考になるサイトとして、FPA(Forex Peace Army)があります。特に海外トレーダーからの評価を確認できますが、IFC MarketsのFPA評価は5点中2.221点です。
参考までに、日本人に人気があるXMTradingは3.113点、Exnessは3.04点となっているため、それらの業者と比べると評価は低くなっています。また、2006年から運営しているにも関わらず、レビュー件数が32件と少ないことからも、海外での知名度も決して高くないことがわかります。
レビューの中には「出金拒否」「詐欺業者」といった口コミがありますが、画像等の根拠がありません。根拠がない口コミに関しては、ガセ情報や規約違反が原因の可能性もあるので、過度に心配する必要はないでしょう。
2006年設立で18年の運営実績がある
IFC Marketsは2006年設立の老舗FX業者で、現時点で18年の運営実績があります。
長期的に安定した運営を続けるには、トレーダーからの厚い信頼や資金力が必要です。スプレッドや手数料が主な収入源となっている海外FXでは、トレーダーに取引を継続してもらわないと収益が上がりません。
トラブルが頻発するような業者はもちろん、取引条件が悪すぎる業者もトレーダーが離れる原因となり、長期的に運営することができなくなってしまいます。実際に数年で倒産する業者も多いです。
そんな厳しい業界で18年間運営を続けているIFC Marketsは、業者としての安全性や信頼性が高いと言えるでしょう。
IFC Marketsでの取引に違法性はなし
結論から言うと、IFC Marketsで取引すること自体に違法性はありません。
金融庁の公式HPや金融商品取引法を見ると、海外FX業者を規制する記載はあります。しかし、トレーダーの行動を制限したり、違法として取り締まったりしているわけではありません。
IFC Marketsは2006年から運営している実績あるブローカーで、安定した運営を続けています。
また、ゼロカットシステム完備で借金のリスクがないため、追証(借金)のリスクがある国内FX業者よりも安全という見方もできるでしょう。
グループ全体で複数の金融ライセンスを取得済み
IFC Marketsはグループ全体で2つの金融ライセンスを取得しています。
金融ライセンスの有無は、海外FX業者の安全性を判断する材料の一つです。金融ライセンスの取得には各ライセンスの取得要件を満たし、定期的な外部監査をクリアする必要があり、一定の安全性・信頼性の担保になります。
日本人にサービスを提供する「IFCMARKETS.CORP」は、英国領バージン諸島金融サービス委員会でライセンスを取得済みです。英国領バージン諸島金融サービス委員会のライセンスは、取得難易度が低く、決して信頼性が高いとは言えません。
しかし、IFCグループとしては信頼性が高いと言われるキプロス証券取引委員会のライセンスを取得していることから、一定の信頼性はあると言えるでしょう。
米国最大手の保険サービスに加入している
IFC Marketsは、自主的に米国最大手の保険会社である「AIG EUROPE LIMITED」の保険サービスに加入しています。この保険により、ライセンスだけでなく補償の面からも安心できます。
AIGの保険は業者が倒産するような事態になっても、預けた資金を全額補償してくれるサービスです。1人あたりの補償金額に上限がありません。
IFC Marketsは信託保全を採用していないですが、AIGの保険に加入していることから、資産の保護体制としては業界でもトップクラスの高さと言えます。
業者の倒産によって資金を失うリスクがないので、安心してトレードに集中できるでしょう。
透明性の高いNDD方式を採用している
比較項目 | NDD方式 | DD方式 |
---|---|---|
業者の介入 | ほとんど介入しない | 介入する |
約定力 | 高い | 低い |
スプレッド | やや広い | 狭い |
業者側の利益 | スプレッド・手数料など | ユーザーの損失 |
採用している業者 | 海外FXに多い | 国内FXに多い |
IFC Marketsは取引方式で、透明性の高いNDD方式を採用しています。NDD方式は海外FX業者に多く、DD方式は国内FX業者に多い取引方式で、両者の違いは上記のとおりです。
国内FX業者に多いDD方式は、トレーダーの注文に業者が介入する上に、ユーザーの損失が業者の利益になるため、取引の透明性が高いとは言えません。
それに対して、IFC Marketsが採用するNDD方式はトレーダーの注文に業者が介入しないため、DD方式よりも約定力が高く、約定拒否やスリッページがほとんど発生しません。業者の利益もユーザーの損失ではなく、スプレッドや手数料なので透明性が高いです。
出金拒否や利益没収の悪評はなし
IFC Marketsは、これまで出金拒否や利益没収などの悪評がありません。
ネットやSNS上には「出金拒否された」「出金されるまでにかなりの時間がかかった」といった口コミがありますが、トレーダー側に原因がある場合がほとんどです。
「規約違反をした」「出金ルールを守っていない」というのが、IFC Marketsで出金拒否される主な原因です。もしも規約違反をすると、出金拒否だけでなく、口座凍結という最も重いペナルティが課せられる場合があります。
口座凍結を防ぐためにも、規約違反には注意しましょう。
顧客資金は分別管理を採用|信託保全はなし
資金管理方法 | 詳細 | 顧客資産の保証 |
---|---|---|
分別管理 | 顧客の資産とFX業者の運営資金を別の口座で管理する。 | 保証されない |
信託保全 | 顧客の資産を信託銀行などに預託して管理する。 | 100%保証される |
IFC Marketsは顧客から預かった資金を「分別管理」で管理しており、信託保全はありません。
分別管理とは、顧客資金とFX業者の運営資金を別の口座で管理する方法です。信託銀行などに預託する「信託保全」と比べると信頼性で劣ってしまいます。
国内FXでは信頼性の高い「信託保全」が義務化されていますが、海外FXでは義務化されていません。そのため、IFC Marketsに限らず、ほとんどの海外FX業者が信託保全ではなく、分別管理を採用しています。
20年近く運営を続けているIFC Marketsがいきなり倒産することは考えづらいですが、万が一倒産した場合は、口座に預けた資金が返ってこない可能性があります。不安な方は、IFC Marketsにまとまったお金を預けずに、利益が出たらこまめに出金するのが良いでしょう。
日本の金融庁から警告を受けているが問題なし
IFC Marketsの運営元である「IFC Maekets Corp.」は日本の金融庁に未登録のため、「無登録で金融商品取引業を行う者」として警告を受けています。
しかし、IFC Marketsが日本の金融庁から警告を受けていることは問題ありません。なぜなら、IFC Marketsが日本の金融庁に登録すると、規制を受けてしまい「最大400倍のレバレッジ」や「ゼロカットシステム」など、海外FXならではの強みがなくなってしまうからです。
IFC Marketsは海外FXならではの強みを活かすために、あえて日本の金融庁に登録せずに運営しています。IFC Marketsに限らず、XMTradingやFXGTなど他の海外FX業者も日本の金融庁に未登録で、警告を受けています。
IFC Marketsはグループ全体で複数の金融ライセンスを取得している上に、ゼロカットシステムにより追証(借金)のリスクがないため、安全性はむしろ高いと言えるでしょう。
IFC Marketsの始め方・やり方
ここでは、IFC Marketsの口座開設からMT4・MT5のダウンロード、入出金方法まで網羅的に解説していきます。
IFC Marketsの口座開設・登録方法|必要書類も紹介
IFC Marketsの口座開設・登録方法
①名 | 名前をローマ字で入力する |
---|---|
②性 | 名字をローマ字で入力する |
③メールアドレス | 有効なメールアドレスを入力する |
④パスワード | パスワードを登録する |
⑤国 | 居住国を選択する |
⑥電話番号 | 電話番号を入力する |
まずは、IFC Marketsの口座開設フォームにアクセスして、必要事項を入力します。上記6つの項目を入力・選択し、「登録」ボタンをクリックしましょう。
口座開設フォームの入力が完了すると、上の画像のようなメールが届きます。「メールアドレスを確認」ボタンをクリックして、メールアドレスの認証を完了させましょう。
メールアドレスの認証が完了すると、自動的にマイページにログインします。上の画像のような画面が表示されたら、「口座を開設」ボタンをクリックしましょう。
①口座 | リアル口座を選択 |
---|---|
②取引ツール | 利用したい取引ツールを選択 |
③口座タイプ | 開設したい口座タイプを選択 |
④レバレッジ | 最大レバレッジを選択 |
⑤口座の通貨 | 口座の基本通貨を選択 |
最後に開設する取引口座の設定を行います。上記5つの情報を上から順番に選択しましょう。
全て入力し終わった後に「口座を開設」をクリックすれば、口座開設の手続きが完了です。
IFC MarketsのMT4・MT5ダウンロード・ログイン方法
IFC MarketsのMT4・MT5ダウンロード・ログイン方法
まずは、IFC Marketsのプラットフォームダウンロード画面から、利用したいOSのMT4・MT5をダウンロードします。(※ここでは、例としてWindows版のMT4をダウンロードします。)
MT4・MT5のダウンロードが完了したら、インストーラーを起動します。セットアップ画面が表示されたら「次へ」をクリックし、インストール完了まで待ちましょう。
入力する項目 | 内容・詳細 |
---|---|
ログインID | ログインIDを入力 |
パスワード | パスワードを入力 |
サーバー | 取引サーバーを選択 |
インストールが完了すると、自動でMT4・MT5が起動します。MT4・MT5へのログインに必要な上記3つの情報を入力・選択して「ログイン」をクリックしましょう。
IFC Marketsの入金方法・手数料・反映時間一覧
入金方法 | 最低入金額 | 手数料 | 反映時間 |
---|---|---|---|
国内銀行送金 | 10,000円 | 無料 ※振込元銀行の手数料は自己負担 | 日中 |
クレジットカード | 10,000円 | 無料 | 即時 |
国際銀行送金 | $100 | 無料 ※振込元銀行の手数料は自己負担 | 2〜3日 |
仮想通貨 | 2,000円 | 無料 | 即時 |
ビットウォレット | 1,000円 | 無料 | 即時 |
IFC Marketsは5つの入金方法に対応しており、それぞれの最低入金額・手数料・反映時間をまとめたのが上の表です。
基本的に全ての入金方法で手数料がかかりません。ただし、銀行送金に限り、振込元銀行の手数料は自己負担となります。
最低入金額は入金方法によって異なりますが、最も少額から入金できるのはビットウォレットの1,000円です。少額から始めたい方は、ビットウォレットからの入金がおすすめです。
IFC Marketsの出金方法・手数料・着金時間一覧
出金方法 | 最低出金額 | 手数料 | 着金時間 |
---|---|---|---|
国内銀行送金 | 10,000円 | 4% | 日中 |
クレジットカード | 5,000円 | 無料 | 1〜5日間 |
国際銀行送金 | $50 | $20 ※振込元銀行の手数料は自己負担 | 2〜3日 |
仮想通貨 | 2,000円 | 無料 | 1日以内 |
ビットウォレット | 100円 | 無料 | 数分 |
IFC Marketsは5種類の出金方法に対応しており、それぞれの最低出金額・手数料・反映時間をまとめたのが上の表です。
出金方法は入金方法と同じものが用意されていますが、基本的に入金額までは同じ方法で出金する必要があります。例えば、ビットウォレットで5万円入金したら、5万円まではビットウォレットに出金する必要があり、利益については他の方法での出勤が可能になります。
手数料は国内銀行送金で出金額の4%、国際銀行送金で$20がかかり、その他の方法については無料です。無駄な手数料を払いたくない方は、仮想通貨やビットウォレットを利用しましょう。
IFC Marketsの評判・口コミ・安全性まとめ
本記事では、IFC Marketsの評判と口コミから分かるメリット・デメリットや安全性について網羅的に紹介してきました。
IFC Marketsは500種類以上の豊富な銘柄を取り揃えており、高い約定力の環境で取引できます。また、「口座資金に最大7%の利息が付く」「合併通貨を作れる」など、IFC Marketsにしかない独自サービスも充実しています。
また、IFC Marketsを利用することに違法性はなく、トレーダーが罪に問われる心配もありません。グループ全体で複数の金融ライセンスを所持していることからも、安全性の高さが伺えます。
IFC Marketsには常時開催のボーナスキャンペーンがなく、取引を始めるには自己資金が必要です。幅広い銘柄を最大400倍のレバレッジを使いたい方は、IFC Marketsでの取引を体験してみてください。
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