XMの追加口座の作り方！複数口座のメリットや注意点・ボーナスのルールを解説

XM（エックスエム）では、アカウント登録時に自動で開設される1口座に加えて、最大7口座まで（合計8口座）開設可能です（2025年5月時点）。PCとスマホどちらからでも開設でき、手続きにかかる時間も1分ほどです。

リスク分散のために追加口座を開設することで、口座タイプやトレード手法、レバレッジなどを変えながら利益を出すことができます。

本記事では、XMの追加口座を開設する手順やメリット、ボーナスのルールを解説します。

なお、XMで追加口座を開設するにはまず1つ目のリアル口座を開設しておく必要があります。まだ、XMアカウント登録をしたことがない場合は、XMの口座開設方法を参考に新規登録してください。

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XMの追加口座の作り方・開設方法

まずは、XMの追加口座の作り方・開設方法をPC版・スマホ版それぞれ分けて紹介します。

XMの追加口座の作り方【PC版】

XMの追加口座の作り方【PC版】

XMの追加口座の作り方【スマホ版】

XMの追加口座の作り方【スマホ版】

XMで追加口座・複数口座を開設するメリット

ここでは、XMで追加口座・複数口座を開設するメリットを5つ紹介します。

異なる口座タイプの使い分けができる

XMで追加口座を開設するメリット1つ目は、「異なる口座タイプの使い分けができる」ことです。

XMにはスタンダード口座・マイクロ口座・ゼロ口座・KIWAMI極口座の4種類の口座タイプがあります。

しかし、開設した口座タイプを後から変更することはできません。追加口座を開設することで、XMの別の口座タイプを試すこともできます。

XMの口座タイプはそれぞれ特徴やメリットが異なるため、トレードスタイルや相場状況に合わせて複数口座を使い分けるのがおすすめです。

XMの4種類の口座タイプについては、「XMの口座タイプの違いを比較」を参考にしてください。

トレード手法の使い分けができる

XMで追加口座を開設するメリット2つ目は、「トレード手法の使い分けができる」ことです。

例えば、スキャルピング用の口座とスイングトレード用の口座のように、複数口座でトレード手法を分けて管理することもできます。また、裁量トレードと自動売買（EA）を分けて運用する使い分けも可能です。

特にスタンダード口座はボーナスも使ってスイングトレードに向いていますが、スキャルピングをするならゼロ口座もしくはKIWAMI極口座が向いています。

トレード手法に合った口座タイプを使い分けることで、効率的に資金を増やすことができるでしょう。

MT4・MT5の両方を使える

XMで追加口座を開設するメリット3つ目は、「MT4・MT5の両方を使える」ことです。

XMでは取引プラットフォームとして、MT4とMT5のどちらかを選択できます。追加口座を開設することで、これら2つの使い分けが可能です。

MT5はMT4の後継としてリリースされ、MT4にはない機能が多く搭載されていますが、今でもMT4を使い続けているトレーダーも多いです。MT4とMT5の主な違いは以下の通りです。

比較項目	MT4	MT5
動作スピード	やや遅い	早い
時間足の種類	9種類	21種類
描画ツール	31種類	44種類
標準インジケーター	30種類	38種類
カスタムインジケーター	多い	やや少ない
EA（自動売買）の種類	多い	やや少ない

裁量取引をメインにするならMT5、EA（自動売買）を使ったシステムトレードをメインにするならMT4という使い分けがおすすめです。

なお、XMの取引プラットフォームをダウンロードする手順は、「XMのMT4・MT5ダウンロード方法」で解説しているので参考にしてください。

レバレッジや資金の分散によるリスク管理ができる

XMで追加口座を開設するメリット4つ目は、「レバレッジや資金の分散によるリスク管理ができる」ことです。

XMでは、口座開設後でもレバレッジの変更ができます。

しかし、異なるレバレッジで追加口座を開設することで、ハイレバレッジ用の口座や長期運用を目的とした口座など、口座単位でレバレッジの管理が可能になります。

また、複数の口座に資金を分散しておくことで、1つの口座で大きな損失が出ても他の口座には影響がでません。ゼロカットによる損失補填のリスクも回避できるので、特に大きな資金を運用する場合は、複数口座の運用がおすすめです。

国内FXでは、ゼロカットが法律で禁止されており、急激な相場変動時に追証の支払い義務が発生することもあります。その点、XMではゼロカットにより口座残高以上の損失が発生することはありません。

中央清算されない店頭デリバティブ取引に係る証拠金規制は、金融システムの安定性の確保等を目的に、平成28年9月より取引規模に応じて段階的に実施することを国際的に合意したものであり、金融庁も、平成28年3月31日及び7月25日に関連する内閣府令、告示及び監督指針を公布し、平成28年9月1日より施行・適用しました。

 　証拠金規制については、同等性評価を通じて各国の規制の重複の排除等に努める必要性が国際的に合意されていることを踏まえ、金融商品取引業等に関する内閣府令には、外国規制が本邦規制と同等と認められる場合に、当該外国規制が定める方法によって証拠金の授受を行うことを許容する規定が盛り込まれています。

引用：金融庁「証拠金規制」

XMポイント(XMP)の共有ができる

XMで追加口座を開設するメリット5つ目は、「XMポイントの共有ができる」ことです。

XMでは取引ごとにボーナスや現金に交換できるXMポイント(XMP)が貯まるロイヤルティプログラムが開催されています。

そのXMポイントは、同一アカウント内の全ての口座で共有されます。そのため、追加口座を開設し、それぞれの口座で取引を行いながら、効率的にXMポイントを貯めることができます。

また、XMポイントから交換したボーナスのみで取引を行う専用の口座を開設すれば、自己資金を失うリスクを負わずに取引することも可能です。

なお、XMのKIWAMI極口座とゼロ口座はXMポイントの付与・交換対象外です。XMポイントを貯める場合は、スタンダード口座もしくはマイクロ口座を利用しましょう。

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XMの追加口座・複数口座のボーナスルール

ここでは、XMの追加口座・複数口座のボーナスルールについて解説します。

XMで現在開催中のボーナス詳細については、「XMのボーナスキャンペーンまとめ」を参考にしてください。

口座開設ボーナスは受け取れない

XMで追加口座を開設しても、13,000円分の口座開設ボーナスは受け取れません。

XMの口座開設ボーナスは新規アカウント登録時が対象で、一度だけしか受け取れないからです。

なお、別のメールアドレスを使って複数アカウントを開設してボーナスを受け取ろうとするのは規約違反になります。

規約違反をしてしまうと全ての口座が凍結されるリスクがあるので、絶対にしないようにしましょう。

入金ボーナスは上限額までもらえる

XMの入金ボーナスは追加口座も対象で、上限に達するまで受け取ることができます。

XMには2種類の入金ボーナスがあり、1アカウントで受け取れる入金ボーナスの上限額は$10,500（約152万円）分です。

入金ボーナス	上限額
100%入金ボーナス	$500（約72,500円）
20%入金ボーナス	$10,000（約145万円）

この入金ボーナスはアカウント単位でカウントされるため、上限まで受け取ってない場合は、追加口座での入金でもボーナスが受け取れます。

なお、XMのゼロ口座とKIWAMI極口座は入金ボーナスの対象外となります。追加口座でも入金ボーナスを受け取りたい場合は、スタンダード口座もしくはマイクロ口座を開設しましょう。

追加口座間で資金移動するとボーナスも移動する

XMの追加口座間で資金移動すると、移動する金額の割合に応じてボーナスも移動します。

例えば、残高20万円・ボーナス2万円・合計の有効証拠金22万円の状態で、2万円を追加口座に資金移動するとします。

なお、XMのゼロ口座とKIWAMI極口座はボーナス対象外の口座タイプです。

ゼロ口座もしくはKIWAMI極口座に資金移動した場合は、残高のみ移動し、ボーナスは消滅するので注意しましょう。

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XMの追加口座・複数口座に関する注意点

ここでは、XMの追加口座・複数口座に関する注意点を8つ紹介します。

追加口座の開設数には上限がある

XMの追加口座に関する注意点1つ目は、「追加口座の開設数には上限がある」ことです。

XMでは、1アカウントにつき合計8口座まで追加口座の開設が可能です。

複数の取引口座を開設できますか？

はい、ご開設いただけます。同一の個人情報を用いて、有効な取引口座を最大8口座同時に保有していただけます。

引用：XMTrading ヘルプセンター

そのため、8つのリアル口座を保有している場合、追加口座の開設はできません。

すでに8つの口座を開設している場合は「追加口座の削除方法」を参考に、口座を削除・解約してから追加口座を開設しましょう。

デモ口座も複数開設できる

XMの追加口座に関する注意点2つ目は、「デモ口座も複数開設できる」ことです。

XMはリアル口座だけでなく、デモ口座の追加口座も開設できます。デモ口座は1アカウントにつき、最大4口座まで開設可能です。

口座タイプの使用感を試したい場合やトレード手法の有効性をデモ口座で確認したい方は、複数のデモ口座を開設してトレードしてみましょう。

なお、XMのデモ口座の開設方法や使い方を詳しく知りたい場合は、XMのデモ口座を参考にしてください。

レバレッジ制限は複数口座の合計金額が対象

XMの追加口座に関する注意点3つ目は、「レバレッジ制限は複数口座の合計金額が対象」になることです。

XMでは、証拠金残高が一定額を超えると最大レバレッジに制限がかかります。証拠金残高によるレバレッジ制限は以下のとおりです。

証拠金残高	最大レバレッジ
$5 〜 $40,000	1,000倍
$40,001 〜 $80,000	500倍
$80,001 〜 $200,000	200倍
$200,001 〜	100倍

証拠金残高が$40,000（約580万円）を超えたタイミングで、最大レバレッジは1,000倍から500倍に制限されます。そして、この証拠金残高は1つの口座の残高ではなく、保有中の全ての口座の残高を合計金額になります。

例えば、3つの口座を保有していて、3つの口座の証拠金残高の合計が$40,000を超えていると全ての口座の最大レバレッジが500倍に制限されてしまうということです。

もしもレバレッジ制限を回避したい場合は、資金移動ではなく出金するようにしましょう。

なお、XMのレバレッジ制限のルールについては、「XMの最大レバレッジは1,000倍｜制限・規制ルールやかけ方を解説」を参考にしてください。

追加口座は口座有効化が必要ない

XMの追加口座に関する注意点4つ目は、「追加口座は口座有効化が必要ない」ことです。

XMで新規口座を開設する際は、アカウント登録後に本人確認書類を提出して口座を有効化する必要があります。

しかし、すでに既存口座で口座の有効化が完了していれば、追加口座で本人確認書類を提出して口座有効化する手続きは不要です。

XMのマイページから1分程度で手続きが完了し、すぐに取引を始められます。

基本通貨の異なる口座への資金移動は手数料がかかる

XMの追加口座に関する注意点5つ目は、「基本通貨の異なる口座への資金移動は手数料がかかる」ことです。

XMでは基本的に、複数口座間で資金移動する際に手数料はかかりません。

しかし、基本通貨が異なる口座に資金移動するときは0.3%ほどの両替手数料がかかります。例えば、基本通貨がJPYの口座からUSDの口座に10万円移動する場合、0.3%にあたる300円が手数料として差し引かれる計算です。

そのため、特別な理由がない限りは、1つ目に開設した口座と同じ基本通貨の口座を開設するのがおすすめです。

複数口座間の両建ては規約違反になる

XMの追加口座に関する注意点6つ目は、「複数口座間の両建ては規約違反になる」ことです。

XMでは、同一口座内・同一通貨ペアの両建ては認められています。一方で、複数口座間の両建ては、XMの利用規約で禁止されています。

例えば、口座Aでドル円の買いポジションを持ち、追加で開設した口座Bでドル円の売りポジションを持つような取引は規約違反になります。

複数口座を運用する場合、悪意がなくても複数口座間の両建てに該当してしまうリスクがあるので、注意しましょう。

なお、XMの禁止事項については、「XMの禁止事項まとめ」で解説しているので参考にしてください。

口座凍結したら追加口座を開設する必要がある

XMの追加口座に関する注意点7つ目は、「口座凍結したら追加口座を開設する必要がある」ことです。

XMでは90日間ログインや取引履歴がないと、休眠口座となります。毎月5ドルの口座維持手数料が引かれ、残高がゼロになった後に90日以上利用がないと口座凍結します。

口座が凍結していると、マイページにログインできず、トレードすることもできません。

もしも口座凍結した場合は、追加口座を開設するしかありません。XMのマイページから追加口座を開設しましょう。

追加口座・複数口座の損益はまとめて確定申告する

XMの追加口座に関する注意点8つ目は、「追加口座・複数口座の損益はまとめて確定申告する」ことです。

XMの複数口座を運用し、それぞれの口座で損益が発生した場合、全口座の損益を合計して確定申告しましょう。

例えば、A口座で300万円の利益、B口座では200万円の利益、C口座では100万円の損失が発生したとします。この時、トータルの損益は「300万円 + 200万円 – 100万円 = 400万円」になります。

確定申告をしなかった場合は、追徴課税が課せられるので、漏れがないように注意しましょう。

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XMの追加口座を削除・解約する方法

ここでは、XMの追加口座を削除・解約する方法を解説します。

口座を使わなくなった場合や上限である8口座を超えて追加口座を開設したい場合は、開設済みの口座を削除・解約しましょう。

XMの追加口座を削除する手順

XMの追加口座を削除する手順

XMの追加口座を削除(解約)する際の注意点

XMの追加口座を削除(解約)する際の注意点は上記のとおりです。

ポジション保有中や処理中の出金依頼の残高があると口座の削除(解約)ができません。

また、ポジション決済後や資金振替完了後に、口座の削除(解約)までに24時間以上空けないといけない点には注意しましょう。

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XMの追加口座・複数口座に関するよくある質問

XMの追加口座・複数口座 まとめ

本記事では、XMの追加口座について解説してきました。

XMでは最大8つまで追加口座の開設が可能です。PCとスマホどちらからでも開設でき、手続きにかかる時間も1分ほどです。

追加口座を開設することで、異なる口座タイプやトレード手法の使い分けができるようになります。

ただし、XMで追加口座を開設する際は、複数口座間の両建てやレバレッジ制限、ボーナス消滅ルールなどに注意しましょう。

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